【就活】リース【業界研究】

低金利環境や国内企業の手元資金が潤沢状態が続いている事で、

国内の設備投資におけるリース比率が低下しています。

そして、大口顧客向けの産業用機械なども伸び悩んでいます。

しかし、航空機リースの拡大が進められています。

さらにリース取引の資産形状は、全てのリース取引を

賃借対照表に資産計上する会計基準が適用される予定です。

会計基準の国際化が流行っている中、企業の資産効率指標の悪化なども懸念されています。

目次

リースについて

リース産業は、成長率がまずまずです。

基本的に産業工作機械やOA機器(オフィス・オートメーションです)

などの企業が事業展開する際に必要な設備をリース会社が代わりに購入します。

分割払いで顧客企業向けに貸し出します。

そして、初期投資を抑える事が期待できます。

設備導入に用途を絞った資金調達手段として広く活用されるようになりました。

さらに、購入した設備の総額を営業資産として積み上げて、リース料収入を得ています。

主なリース対象先は、不動産、ソフトウェア、航空機などです。

 

2018年度のリース取扱高は、5兆129円を超えています(前年度比3%増です)。

ちなみに、2009年から横ばい傾向です。

しかし、企業の資金余りにより設備投資に対するリース比率が低下しています。

利ざや縮小傾向が強まっています。

国内のリースについて

①オリックスは、リース最大手企業です。

売上高は、2兆4348億円です。

営業利益は、3957億円です。

営業資産残高は、9兆9976億円です。

太陽光、空港運営、生命保険などに特化しています。

 

②三菱UFJリースは、リース第2位大手企業です。

売上高は、8642億円です。

営業利益は、976億円です。

営業資産残高は、5兆464億円です。

海外展開に特化しています。

三菱商事の子会社です。

 

③三井住友ファイナンス&リースは、リース第3位大手企業です。

売上高は、1兆5023億円です。

営業利益は、875億円です。

営業資産残高は、4兆8152億円です。

航空機リースに特化しています。

住友商事の子会社です。

 

④東京センチュリーは、リース第4位大手企業です。

売上高は、1兆676億円です。

営業利益は、863億円です。

営業資産残高は、3兆4565億円です。

航空機リースに特化しています。

伊藤忠商事の子会社です。

 

⑤日立キャピタルは、リース第5位大手企業です。

売上高は、4532億円です。

営業利益は、327億円です。

営業資産残高は、3兆3928億円です。

海外展開に特化しています。

日立製作所の子会社です。

 

⑥NTTファイナンスは、リース第6位大手企業です。

売上高は、4243億円です。

営業利益は、175億円です。

営業資産残高は、3兆356億円です。

クレジットカードに特化しています。

NTTグループの子会社です。

 

⑦芙蓉総合リースは、リース第7位大手企業です。

売上高は、6181億円です。

営業利益は、391億円です。

営業資産残高は、2兆2628億円です。

航空関連、海外展開などに特化しています。

みずほフィナンシャルグループの子会社です。

 

⑧興銀リースは、リース第8位大手企業です。

売上高は、3848億円です。

営業利益は、242億円です。

営業資産残高は、2兆213億円です。

大企業向け、医療向けなどに特化しています。

みずほフィナンシャルグループの子会社です。

 

⑨JA三井リースは、リース第9位大手企業です。

売上高は、4523億円です。

営業利益は、237億円です。

営業資産残高は、1兆5768億円です。

農機に特化しています。

農業中央金庫、三井物産、JAグループの子会社です。

 

⑩リコーリースは、リース第10位大手企業です。

売上高は、3139億円です。

営業利益は、173億円です。

営業資産残高は、8972億円です。

リコーの子会社です。

医療向け、介護向け、太陽光などに特化しています。

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