ワイパー周辺の洗い方について
一般的にボンネットを開ける機会がほとんどない人が多いです。
しかし、ボンネット内は様々な部品があるので掃除がしにくいです。
市販で販売されているエンジンクリーナーを使用する際に、
電子系が多いので水や洗剤液を直接かける事は危険です。
つまり、部位ごとに洗っていく必要があります。
特にワイパー周辺は、汚れが溜まりやすい場所です。
目次
ワイパー周辺の洗い方について
①雨樋や全体的に確認します。
掃除前にエンジンルームを見て、掃除するポイントを抑えて置きます。
水の通路が枯葉やゴミなどで詰まっている事が多いです。
黒くなっている部分がある場合は、水が流れた跡です。
汚れも流れているので黒色になっています。
②ECUの確認をします。
自動車によってエンジンルーム内にECU(エンジン制御用コンピュータです)が
備えられているので水掛けは危険です。
③各部位ごとに洗浄します。
防錆剤入りシャンプーに浸したブラシで汚れを掻き出していきます。
細かい部分は、先の細いブラシに切り替えて掃除をします。
ちなみに洗剤液は、浸けすぎない程度が目安です。
④シャワーで流していきます。
広範囲で掛けるのではなく、ピンポイントで水量を抑えていきながら洗っていきます。
さらにヒンジ部分は、グリスが付着している事があります(落とさないです)。
ちなみに軍手は、ウエストとして利用します。
手が入る場所は、直接拭く事もできます。
そしてヒンジの外側の隙間は、ピンポイントで水で流していきます。
⑤拭き上げをします。
ボンネットのヒンジ周辺やワイパーカバーなどは、雨や風の影響を受けて汚れやすいです。
特に雨樋(屋根面の雨水を集めて地上に流す為の設備です)で詰まっている事もあります。
つまり、雨樋が正常に機能する為にメンテナンスが必要です。
水が流れる場所は、汚れが溜まりやすいからです。
ボンネットにダクトがあると、ダクト周辺も汚れやすくなります。
配線や内壁の洗い方について
①エンジンルーム内を確認します。
掃除する箇所を定めて、効率良く洗っていきます。
②洗浄していきます。
洗剤液を浸したブラシで洗っていきます。
配線や配管は、汚れが多い場所の1つです。
水が掛かっても問題がない場所は、洗剤えきを使用して洗います。
③軍手を使用して効率良く洗っていきます。
ボディに沿っている部位は、軍手で掴んで裏側も綺麗に洗っていきます。
ボディ側も同様に洗っていきます。
特に配線が集まっている箱型ターミナルは、水掛けが危険です(軍手で拭いていきます)。
⑤拭き上げをします。
しっかり洗剤液を落として汚れを落として行きます。