雲の仕組みについて

地表付近の大気は、比較的小さな塊が動いています。

つまり、少し移動しただけで天気が変わります。

そして空気の塊は、空気塊として上昇や下降すると、

気圧の変化で膨張したり、圧縮されたりします。

さらに空気塊が膨張すると、空気塊の温度が低下します。

ちなみに空気塊が圧縮されると、空気塊の温度が上昇します。

雲の仕組みについて

雲ができる主な原因は、空気塊が上昇して気温が低下する場合です。

空気中に含まれている水蒸気は、限界があるからです。

限界量が飽和水蒸気量や飽和水蒸気気圧です。

●飽和水蒸気量は、空気1m³(立方メートルです)中に

入る事ができる水蒸気の量をgで表したモノです。

別名は、飽和水蒸気気圧です。

空気に入る事ができる水蒸気の量には限りがあります。

 

飽和水蒸気量は、気温が高い程量が多くなります。

つまり、たくさんの水蒸気を含む事が可能です。

しかし、気温が低下すると、量が徐々に少なくなって行きます。

さらに気温が低下すると、空気は水蒸気を含み切れなくなってしまいます。

結果的に雲が発生する原因に繋がります。

空気中に入れ切れなくなった水蒸気は、空気中の小さな埃を核として、

水滴(雨です)や氷晶(雪です)などになります。

 

雲ができる主な原因が空気塊の気温の低下によって引き起こります。

そして空気塊の気温が低下する主な要因は、上昇して膨張する事です。

つまり、空気塊が上昇するかどうかによって雲が発生する事が決まります。

さらに大気は、上空に行く程気温が低下します。

空気の密度は、気温が低い程大きくなるので、空気塊の方が周囲の空気よりも重いです。

結果的に空気塊は上昇する事が難しく、やがて下降して行きます。

つまり、雲が発生しないです(絶対安定です)。

●絶対安定は、周囲の大気の気温減率よりも

空気塊の気温減率の方が大きく、空気塊が上昇できない大気の状態です。

 

空気塊の温度が周囲の空気よりも高くなると、さらに上昇します。

やがて露点に到達すると、雲が発生します(絶対不安定です)。

つまり、上空に寒気が入り込む事によって雲が発生しやすくなります。

にわか雨が降る原因に繋がります。

結果的に天候が悪化する要因になりやすいです。

●露点は、気体を冷やして行った時に結露が始まる温度です。

●絶対不安定は、周囲の大気の気温減率よりも

空気塊の気温減率の方が小さく、空気塊が上昇し続ける大気の状態です。

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