【医療】健康維持の集大成、奥歯とアルツハイマーの関係性について【ハヤシマイル】
歯の数が減る事によって、アルツハイマー型認知症のリスクが高まりやすいです。
実は、歯が他の器官と極めて深い関係にあります。
そしてアルツハイマー型認知症は、記憶や思考を司る神経細胞が損傷して、
脳の機能が衰えていく病気です。
さらに親知らずを除いて成人の歯は、全部で28本です。
上下共に1番前の歯から数えて4番目と5番目が小臼歯、6番目と7番目が大臼歯です。

【医療】健康維持の集大成、奥歯とアルツハイマーの関係性について【ハヤシマイル】について
奥歯とアルツハイマーの関係性について
研究調査データ→2025年に65歳以上の約2万3000人分のレセプト(診療報酬明細書です)
データの研究調査データによると、奥歯の上下の噛み合わせがある人と
奥歯の上下の噛み合わせがない人は、アルツハイマー型認知症の発症リスクが
高まる事が明らかになりました。
ちなみに2021年に、日本歯科医師会の研究機関である日本歯科総合研究機構の
研究調査データによると、歯科を受診した60歳以上の約467万人のレセプトデータで
歯の数とアルツハイマー型認知症との関連を調べると、歯の数が少ない人や
欠損した歯の数が多い人が発症リスクが高まる傾向があります。
奥歯が噛み合わせ→アイヒナー分類(欠損歯列と健全歯列だけでなく、健全歯列から
無歯顎に至る全ての歯列関係を分類の対象にした咬合支持の分類です)によって、
65歳以上の高齢者を4領域の噛み合わせが全てあるA群、0ヶ所〜3カ所あるB群、
4領域の噛み合わせ0・前歯の噛み合わせもないC群に分類しました。
アルツハイマー型認知症の発症リスクとの関連性は、
A群に比べてB群が1.34倍、C群が1.54倍に上回りました。
つまり、奥歯が噛み合わなければリスクが最大50%(パーセントです)程度です。
ちなみに臨床の現場は、奥歯でしっかり噛める人は元気な人が多い傾向があります。
咀嚼の重要性→脳血流が促進されます。
つまり、車の運転中に眠くなった時に、コーヒーよりガムの方が即効性に優れています。
しっかり咀嚼できなくなると、脳血流の量が減少するからです。
結果的に、認知機能が衰えてくる事に繋がります。
タンパク質を多く取っている人は、認知症になりにくいです。
そして奥歯の噛み合わせが減ると、肉や魚を食べる機会が減って行きやすいです。
お粥や軟らかく煮たうどんなどの炭水化物中心の食事になりがちです。
つまり、タンパク質不足に陥ります。
このように奥歯と認知症は、関係しています。
噛み合わせが失われると、タンパク質や緑黄色野菜の摂取量も減りがちになります。
ちなみに奥歯の噛む力は、体重と同程度です。
強い力を発揮できる歯だからこそ、失われた時の影響も大きいです。
