【医療】睡眠中の赤ちゃんが突然死?!、乳幼児突然死症候群について【ハヤシマイル】
こども家庭庁の研究調査データによると、既往歴がない赤ちゃんが睡眠中に突然、
死亡する乳幼児突然死症候群(SIDSです)が毎年12月以降に増える傾向があります。
そして突然死の主な原因は、不明です(2023年11月現在です)。
さらに予防方法は、確立されていないです。
ちなみに2022年は、47人の乳幼児がSIDSで亡くなっています。
【医療】睡眠中の赤ちゃんが突然死?!、乳幼児突然死症候群について【ハヤシマイル】について
乳幼児突然死症候群について
SIDSの基礎→赤ちゃんを仰向けに寝かせたときよりも
うつ伏せうに寝かせたときの方がSIDSの発生率が高いです。
そして母乳で育てられている赤ちゃんの方が、SIDSの発症率が低いです。
さらに、医学上の理由でうつ伏せ寝を勧められている場合を除いて、
子どもが1歳になるまでは仰向けに寝かせると共に、
できるだけ母乳で育てる事が推奨されています。
ちなみにたばこは、乳幼児突然死症候群の発生の大きな要因です。
妊娠中に喫煙すると、体内の赤ちゃんの体重が増えにくくなります。
呼吸中枢も明らかに良くない影響を及ぼします。
つまり、妊婦自身が喫煙をしない事です。
喫煙者に対しては、妊婦や赤ちゃんのそばで喫煙しない事が推奨されています。
SIDSの主な対策案→主に3つあります。
①仰向け寝で育てる事です。
うつ伏せ寝がSIDSを引き起こすモノではないですが、
赤ちゃんの顔が見える仰向けに寝かせるようにしましょう。
なるべく赤ちゃんを1人にしない事や寝かせ方に対する配慮をする事が重要です。
特に窒息、誤飲、怪我などの事故を未然に防ぐ事に繋がります。
②喫煙をしない事です。
厚生労働省のけん旧調査データによると、両親が喫煙する場合は、
両親が喫煙しない場合の約4.7倍のSIDSの発症率が高いです。
日頃から喫煙者に協力を求めましょう。
③できるだけ母乳で育てる事です。
母乳で育てられている赤ちゃんは人工栄養の赤ちゃんと比較すると、
SIDSが引き起こりにくいです。
母乳による育児が赤ちゃんにとって最適です。
人工乳がSIDSを引き起こすモノではないです。
このように、日頃の子育てを再確認する事で乳幼児突然死症候群を未然に防ぎやすくできます。