本屋大賞2021年【小説家の町田そのこさん、52ヘルツのクジラたち】

2021年04月14日、全国書店員が最も販売したい本を選出した

『2021年本屋大賞』の授賞式が、東京都内で開催されました。

そして、小説家として活動している町田そのこさんが、大賞を受賞しました。

作品名は、『52ヘルツのクジラたち』が選出されました。

さらに町田そのこさんは、第15回女による女のためのR-18文学賞の大賞を受賞しました。

目次

本屋大賞2021年について

2020年本屋大賞は、過去1年間の間に書店員の投票のみで選出された本賞です。

主催者は、本屋大賞実行委員会などです。

1次投票は、全国438書店の書店員546人が本を選出しました。

2次投票は、305書店の書店員355人が本を選出しました。

選考期間は、2020年12月〜2021年04月です。

 

本屋大賞対象作品は、2019年12月01日〜2020年11月30日までに日本で刊行された日本小説です。

翻訳小説部門対象作品は、2019年12月01日〜2020年11月30日までに日本で刊行された翻訳小説です。

発掘部門対象作品は、2019年11月30日以前に刊行された作品です(ジャンル指定はないです)。

本屋大賞2021年について

順位 作品名 作家名 投票数
第1位 52ヘルツのクジラたち 町田そのこさん 365.5点
第2位 お探し物は図書室まで 青山 美智子さん 287.5点
第3位 犬がいた季節 伊吹有喜さん 286.5点
第4位 逆ソクラテス 伊坂幸太郎さん 275.5点
第5位 自転しながら公転する 山本文緒さん 227.5点
第6位 八月の銀の雪 伊与原新さん 227.5点
第7位 滅びの前のシャングリラ 凪良ゆうさん 223.5点
第8位 オルタネート 加藤シゲアキさん 169.5点
第9位 推し、燃ゆ 宇佐見りんさん 139.5点
第10位 この本を盗む者は 深緑野分さん 132.5点

発掘部門2021年について

作品名 作家名
「ない仕事」の作り方 みうらじゅんさん

翻訳部門2021年について

順位 作品名 作家名 和訳者
第1位 ザリガニの鳴くところ ディーリア・オーエンズさん 友廣純さん
第2位 神さまの貨物 ジャン=クロード・グランベールさん 河野万里子さん
第3位 あの本は読まれているか ラーラ・プレスコットさん 吉澤康子さん

 

町田そのこさんは、『この度は、素晴らしい賞を頂きましてありがとうございます、52ヘルツの

クジラたちは昨年の4月に刊行されました、ちょうど昨年の今頃ですけど、荒れている海に小さな

小さなクジラの赤ちゃんを放流するのをイメージしていました、新型コロナの感染が拡大する中、

無名に近い私の本がどこまで頑張れるか不安だったが、たくさんの人の力でこの本はどんどん

大きくなっていった、錚々たる先生方が名を連ねる賞で喜びよりもプレッシャーが大きい、

背筋を伸ばして精進していきたい、私は、凄く不安だったのですが、この本はどんどん大きく

なって存在感を増していきました、全く想像していなくて戸惑ってばかりだったんですけど、

途中でこれは私の力じゃないなと気がついた、この本を売らなければと頑張って下さった

中央公論新社の皆さん、大変な中で読者の人に一番近い所で応援して下さった書店員の皆さん、

そのたくさんの人の思いが乗った本を受け取って下さった読者の皆さんのおかげです、甘えた事は

言わずに背筋を伸ばして受け取る、精進して行こうと思います、賞に恥じないように・・・、

これから頑張って賞に似合う作家になりたい』というコメントを寄せました。

 

私は、マイナー分野が活躍できる世界を形成していきたいと思っています。

一般的にメジャーは、人気が高く、報酬額も大きいです。

具体例は医師、スポーツ選手、弁護士、有名芸能人、公認会計士などです。

しかし、世の中は本来の価値が高いにも関わらず、評価が低い事が圧倒的に多いです。

具体例は保育士、介護士、事務職、美容師、農業者などです。

日陰の期間が長いからです、つまり、光合成がしやすい環境が必要です。

町田そのこさんについて

【参考画像】

※町田そのこさんの作品です。

項目 主な内容
氏名 非公開です。
生年月日 1980年03月09日
年齢 41歳です。
職業 小説家です。
出身地 福岡県
所属先 非公開です。

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