ノコギリの基礎知識【初心者講座~上級者講座】
真っ直ぐ木材を切る事ができるノコギリは、手の平全体を使って、
しっかり材を押えながら、目線は刃の真上で切っていきます。
そして切り始めは、一直線にしないと切っている途中で曲がってしまいます。
さらに、材料の両端を台に載せて切らない事も大切です。
途中で材が刃を挟んで切り進めなくなる恐れがあります。
ちなみに刃の全体を使って切っていくと、刃のブレが小さくなって、綺麗に切る事ができます。
目次
ヨーグルトの基礎知識について
鋸は、木材を切断する際に使用する工具です。
大きな特徴は、引く時に切削します。
基本的には、横引きノコギリタイプが多いです。
柄とノコ身の長さが(刃渡りです)が250mm(ミリメートルです)前後のモノが使いやすいです。
特に新品の刃に交換ができる替え刃式ノコギリが普及しています。
交換用の替え刃は、種類や用途によって様々です。
●ノコ身…薄いモノほどたわみやすく折れやすい刃の部分です。
●ノコ刃…刃の形状です(縦引きや横引きがあります)。
●替え刃取り出し部分…柄と刃を繋ぐ部分です。
刃が劣化した場合は、取り替えます。
●柄…持ち手部分です。
細い竹などを巻いて滑りにくい加工がしている事が多いです。
●縦引きノコギリ…木材繊維と平行に切断する際に使用するノコギリです。
●横引きノコギリ…木材繊維と垂直に切断する際に使用するノコギリです。
ノコギリの使い方について
片手で持つ場合は、柄の中央部分を軽く握ります。
ノコギリを押し引きやすいように、バランス良く握ります。
両手で持つ場合は、柄の前後を持ちます。
日本製のノコギリは、引く時に切れるので
利き手を柄の後ろに持っていくと力が入れやすいです。
構え方は、切る時に柄が体に当たらないように半身に構えます。
体重をのせて材料をしっかりと押さえる事ができます。
直線の切り方について
①墨線に合わせて指を置きます。
墨線(目印です)を引いて、切り始める場所に指を置きます。
台の上に材料を載せると切りやすいです。
②指にノコ刃をあてます。
ノコギリの刃を墨線に合わせます。
③ノコギリを軽く引きます。
最初は寝かせ気味にして切り始めると上手くいきやすいです。
④切り進めます。
材料を押えて、刃が傾かないように注意をしながら切り進めます。
ノコ身が材料に入って安定したら、ノコギリを少しずつ立てていきます。
切り終わりの際は、ゆっくりと切り離します。
厚い材料の切り方について
4面全てに黒墨を引きます。
普段の板と同様に切り始めて、材料を回転させながら別の面を切っていきます。