ATMの基礎知識【初心者講座~上級者講座】
金融機関の窓口業務を担っている次世代マシンであるATMは、
防犯上の理由で様々な構造で成り立っています。
そして主な防犯システムは、利用時に利用者を撮影するビデオカメラや
利用者の背後に立つ人物を写すミラーなどがあります。
さらに生体情報を登録したIC搭載のキャッシュカードの場合は、
現金の引出しや振込時の本人確認に生体情報を利用できます。
目次
ATMの基礎知識について
ATMは、金融機関の窓口業務を効率化した機器です。
別名は、現金自動預払機、Automated Teller Machineです。
大きな特徴は現金の預け入れや引き出し、通帳の記入、残高照会、振込、振替などの窓口で
行う業務を利用者自身が操作して行えるシステムです。
主に銀行、金融機関、コンビニ、ショッピングモール、駅、公共施設などに設置されています。
最近は、キャッシュカードの暗証番号の変更や宝くじの購入などの機能も増えてきました。
●現金自動支払機…現金の引き出しと残高照会のみが行える機器です。
別名は、CDです。
●カートリッジ…交換が可能な部品です。
●生体確認装置…個人認証技術の1つです。
別名は、バイオメトリックスです。
●防犯カメラ…防犯対策向けのビデオカメラです。
●カード挿入口…キャッシュカードを入れる場所です。
●通帳挿入口…通帳を入れる場所です。
●硬貨挿入口…硬貨を入れる場所です。
●紙幣投入口及び現金回収口…紙幣や現金を入れる場所です。
ATMの使い方について
現金自動預払機は、専用のネットワークや公衆回線によってサーバーに接続されています。
キャッシュカードから読み込んだ情報は、サーバーに送られます。
そしてカードの認証後は、引き出す金額を入力すると
預金情報と照らし合わせてATM内に保存されている現金が払い戻しされます。
さらに預け入れの場合は、ATMが回収した現金がカートリッジ式の金庫に保管されて、
警備会社によって回収されます。
ATMサービスについて
現金の引き出し、現金の預け入れ、現金の振り込み、振替、残高照会、
取引明細の印字、暗証番号の変更、利用限度額の変更、通帳記入、
外貨預金の振替、定期預金の預け入れ、積立預金の預け入れ、カードキャッシングなどです。