空気清浄機の基礎知識【初心者講座~上級者講座】
電気とフィルターで空気を豊かにしてくれる空気清浄機は、
室内の微粒子や臭い匂いを取り除いてくれます。
そして1960年代〜1970年代の高度経済成長期時代は、
環境よりも経済発展を優先にしてしまった結果、多くの公害が発生しました。
さらに社会問題として現在でも環境問題は深く根付いています。
特に小さい子どもや乳幼児は、綺麗な環境を整備する必要性が迫られています。
目次
空気清浄機の基礎知識について
空気清浄機は、空気中に浮遊する粒子や臭いを取り除く室内向けの家電製品です。
主な粒子は花粉、ハウスダスト、カビ、ホコリ、タバコの煙、
黄砂、有害ガス、ウイルス、細菌などです。
大きな特徴は、フィルターで空気をろ過している事です。
しかし換気機能ではなく、フィルターで除去しきれなかった有害なガスの成分などは、
室内を循環してしまうので注意が必要です。
●フィルター…音や光などの流れるモノをふるい分けたりする装置です。
別名は、ろ過器です。
●プレフィルター…ホコリなどを濾過するフィルターです。
●集塵フィルター…花粉や細菌を濾過するフィルターです。
こまめに掃除や交換をする必要があります。
空気を浄化するまでの時間が、
使い始めより2倍かかるようになった頃がフィルターの交換の目安です。
●脱臭フィルター…臭さを取り除くフィルターです。
空気清浄機の仕組みについて
使用率が高い空気清浄機は、フィルター方式です。
①前面や側面に開けられた吸入口(空気の取入口です)から取り込まれた室内の空気は、
プレフィルターで比較的大きなホコリを取り除きます。
②花粉などのより細かい粒子が集塵フィルターで濾しとられます。
③その後、脱臭フィルターで臭いを除去されます。
④綺麗になった空気は、吹出口から室内へと戻されます。
⑤浄化された空気を部屋の中に循環させます。
空気清浄機の種類について
電気を利用した電気集塵方式空気清浄機は、高圧のプラズマ放電によって、
チリやホコリなどをプラスに帯電させて、マイナスに帯電させたフィルターを通過する際に、
プラスとマイナスが引き合って、ホコリや花粉などを集めます。
大きな特徴は、フィルターの目詰まりが起きにくい事です。