チュニックについて
繊細さや軽量感があるトップスは、おしゃれなコーディネートを惹きつけてくれます。
シンプルな空気感があるチュニックは、着こなしのバリエーションを広げてくれます。
ワンピースとチュニックの違いは、丈の違いです。
チュニックは、トップスのファッションアイテムです(ヒップが隠れてしまうタイプもあります)。
ワンピースは、トップスとスカートを合わせたファッションアイテムです。
目次
チュニックについて
チュニックは、丈が長い上着です(腰丈から膝丈までの衣服です)。
これは、ワンピースよりも短いトップスです。
そしてヒップが隠れる丈からひざ丈くらうまでの長さ、ブラウスよりも丈が長いです。
元々はラテン語の下着を意味している『チュニカ』の派生語です。
さらに、重ね着アイテムの1種として広く利用されています。
ちなみにトップスは、上半身に着用する衣服です。
大きな特徴は保護機能性が高いです。
チュニックは、ボトムスと併用して、女性的な印象を与えます。
透け感のあるチュニックをTシャツやキャミソールなどの上に着用する事が多いです。
最近は、カジュアルなシーンで着用されています。
看護や介護などの制服として使用されている場合があります。
主なチュニック生地の原材料についてです。
●綿…通気性が良い素材です。
●ポリエステル…シワになりにくい素材です。
●ナイロン…弾力性が高い素材です。
主なチュニックの種類について
●シンプル・チュニック…無地のチュニックです。
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●マタニティ・チュニック…妊婦向けのチュニックです。
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●カジュアル・チュニック…カジュアル向けのチュニックです。
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チュニックの歴史について
古代ギリシャ・古代ローマ時代、中世の東ローマ帝国で用いられていた『Tunica(トュニカです)』がありました。
これは、貫頭衣から発展した筒型衣全般です。
その後、上着やアンダースカートなどの下着などの様々なモノがチュニックとして呼ばれるようになりました。
19世紀、欧米で軍服の上着が、従来のテールコート型から燕尾が取り去られて、
詰襟で裾がフラットな腰丈の上着が使用されるようになりました。
そしてクリミア戦争中から使用されるようになりました。
クリミア戦争は、1853年~1856年に起きた戦争です。
現在は、レディース用のカジュアル上衣として認知されています。
チュニックのサイズについて
●着丈…襟の付け根から裾先先端までの直線で測った値です。
●肩巾…右肩先端から左肩先端までを直線で測った値です。
●胸囲…乳房が最も膨らんでいる所から周囲を測った値です。
●袖丈…肩先から縫い目袖口までを直線で測った値です。
日本の主なチュニックのサイズ表についてです(参考値です)。
サイズ | 着丈 | 肩幅 | 胸囲 | 袖丈 |
---|---|---|---|---|
Sサイズ | 約64.0㎝ | 約92.0㎝ | 約37.0㎝ | 約21.0㎝ |
Mサイズ | 約66.0㎝ | 約96.0㎝ | 約38.0㎝ | 約22.0㎝ |
Lサイズ | 約68.0㎝ | 約100.0㎝ | 約39.0㎝ | 約23.0㎝ |
LLサイズ | 約68.0㎝ | 約106.0㎝ | 約41.0㎝ | 約23.0㎝ |