蜂の巣の仕組みについて
蜂は、日本だけで4000種類以上存在しています。
具体例は、ミツバチ、スズメバチ、アシナガバチなどです。
そしてミツバチは、おとなしく傾向があります。
人間を刺す事は滅多にないですが、1匹でもミツバチに刺された場合は、
巣からできるだけ早く離れましょう。
さらにミツバチは、刺す事で針が取れて、興奮物質が周囲に広がります。
興奮物質によって、他のミツバチから攻撃されるこ事があります(集団攻撃です)。
ちなみに毒の量は、少量です(激痛が発生して、刺された回数によって死に至ります)。
目次
蜂の巣の仕組みについて
蜂は、草木の害虫である蝶や蛾の幼虫などを捕食したり、
植物の受粉の手助けする昆虫です。
蜂の巣は、六角形の筒(巣房です)であるハニカム構造です。
ミツバチの巣の材料は、ミツバチの腹の猟線から出す蜜蝋です。
スズメバチ、アシナガバチなどの巣の材料は、木の屑と唾液を合わせたモノです。
●ミツバチは、ハチ目ミツバチ科ミツバチ属に分類されている昆虫です。
●スズメバチは、ハチ目スズメバチ科に分類されている昆虫です。
●アシナガバチは、スズメバチ科アシナガバチ亜科に分類されている昆虫です。
ミツバチは、蜜蝋100g(グラムです)程度から8000個程度の巣房を形成します。
平均的な巣房は、10万個程度です。
つまり、蜜蝋は1kg(キログラムです)程度が必要です。
蜂の巣は、区画に分けられているので建築物ができます。
建築物に幼虫を育成したり、蜂蜜や花粉の貯蔵をします。
蜂の中でミツバチは、巣を多目的に利用しています。
建築物と六角形について
巣房が六角形の理由は、強度が高いからです。
三角形や四角形などで巣を形成できますが、強度の度合いが異なります。
特に六角形は、少ない材料で体積を広くできます。
そして蜂の巣は材料が少ない分、軽いです。
小さな接着点でも下部に落ちる事がない仕様です。
つまり、蜂作りは貴重な材料を節約しながら強度を維持できる構造が理想的です。
ちなみにハニカム構造は軽く、丈夫な構造が必要な飛行機の翼に利用されています。
蜂の巣は、最初から六角形で製造していないです。
元々は、円柱として作っていきながら隣接させる事によって、壁同士の張力が発生させます。
最終的に六角形に近づいていきます。
そしてミツバチの巣は、頂点の角度が120°(度です)程度です。
つまり、人工的な構造と同等レベルの正確な六角形です。
働きバチが胸の筋肉を振るわせて熱を発生させているからです。
蜜蝋が37℃(度です)以上にして液体状態にします。
最終的に壁面の張力が十分に働きます。