マタニティライフについて【妊娠・出産・育児マニュアル】
妊娠は、今までの自分を変えるチャンスです。
お腹の赤ちゃんとマタニティライフを楽しく過ごす事ができます。
今までの生活習慣や食事などを見直す事ができます。
そして妊娠によって、体は変化していきます。
さらに何よりも優先すべき事は、赤ちゃんです。
心地良く、楽しく、約10ヶ月の神秘的な出会いを乗り切りましょう。
目次
マタニティライフ【生活習慣編】について
①睡眠
妊娠初期は、やたら眠たくなる事があります。
睡眠時間を確保しにくい人は、15分〜30分程度の睡眠でも大丈夫です。
すっきりと眠気がとりやすいです。
②入浴
毎日、入浴すると血流が良くなっていきます。
体が温まるので、むくみが解消されやすいです。
しかし、入浴中は血圧が下がりやすいので動悸がおこりやすくなります。
転倒リスクに繋がるので、家族が起きている時間帯に入浴すると良いです。
③服装
お腹が目立ってくる時期は、妊娠中期です。
マタニティウェアは、妊娠前の服のサイズと同サイズの服で大丈夫です。
④外食
エネルギーや塩分の取りすぎが危険です。
ソースやタレなどで味付けを調整できるメニューが良いです。
ちなみに麺類のスープは、残した方が良いです(塩分が多いからです)。
⑤間食
妊娠中は太り過ぎを避ける為に間食をできるだけ控えめにしましょう。
間食が辞められない人は、チーズや小魚などのカルシウムが豊富な食材を補えるモノが良いです。
食べ応えがあるので、満足感が得やすいです。
ちなみに寝る前に間食をしないようにしましょう。
⑥たばこ
タバコを吸うとニコチンが子宮の血管を収縮させるので、
血液が胎児にスムーズに循環しなくなります。
胎児の発育に悪影響を与えて、低出生体重児が生まれたり、
早産、死生などが起きる場合があります。
できるだけ早く禁煙をしましょう。
⑦飲み会
妊娠中は、アルコールは厳禁です。
清涼飲料水(糖分が多いからです)、コーヒー飲料品・緑茶(カフェインを含んでいるからです)、
ハーブティー(禁忌の成分を含んでいるからです)、おつまみ、ジャンクフードなどは避けましょう。
飲み過ぎは要注意な飲料水は、ミネラルウォーター、ルイボスティー、麦茶、炭酸水などです。
マタニティライフ【レジャー編】について
①旅行
一人旅は避けて、妊娠安定期に家族や親戚などで旅行へ行きましょう。
万が一の時に助けてくれる人と一緒に旅行すると良いです。
②スポーツ
無理なく続けられる運動を習慣づける事が大切です。
つわりが楽になった頃から始めるとやりやすいです。
特にウォーキングは、気楽に始めやすい身近な運動です。
妊娠15週〜16週程度から安定期に入るので、
異常がなければ水泳やヨガなどを楽しみましょう。
③温泉
長湯をしてのぼせてしまう可能性があります。
洗い場や銭湯は、滑りやすいので転倒リスクがあります。
1人っきりにならないように付き添ってくれる人と一緒に入ると良いです。
④エステ・マッサージ
超音波を発する機械を使用するフェイシャルマッサージや脱毛サロンは、
妊娠中は避けましょう。
足裏マッサージも刺激が強いので、辞めた方が良いです。
マタニティライフ【オフィス編】について
①通勤
通勤ラッシュ時が苦手な人は、時間をずらして通勤しましょう。
自宅から最寄駅まで自転車に乗っている人は、
流産の可能性がある妊娠初期と大きなお腹でバランスが悪くなる妊娠後期は禁止です。
②冷暖房
オフィス内では自分に合わせた温度設定ができないので、
こまめに自分で体温調整ができるようにしましょう。
薄手のカーディガンや腹巻などを用意をしておくと良いです。
自分のデスクが、冷暖房の風が直接当たる場所であれば配置換えを申請する事も重要です。
③パソコン・事務関係
パソコンを長時間向かうデスクワークの場合は、長時間同じ姿勢で過ごすストレスや
空調による冷えが問題です。
こまめに休憩をとる事が大事です。
④残業
法律で妊娠中の女性は、医師の指導に基づいて勤務時間や
勤務の軽減を受けられる事が定められています。
正規社員や非正規社員に関係なく申し出てができます。
職場が妊娠を理由に解雇する事も禁じられています。