火災について
自然災害によって、住宅や施設などで火災が起きた時は、
近所の人に火事が発生している事を知らせます。。
そして、119番へ通報すると、消防や警察が駆けつけてきます。
待機中は、すぐに消化できる行動を取っていく必要があります。
さらに出火から約3分程度は初期消化が可能です。
ちなみに消化が難しい場合は、遠慮せずに避難しましょう。。。
目次
火災について
火災は、火による災害です。
別名は火事、小火、大火などです。
基本的に天井まで燃え広がった場合は、消化は難しいです(消防隊の出番です)。
主な対処方法は消防、消化器、濡れシーツ、濡れ毛布などです。
そして家庭向け消化器は、放射時間が約20秒程度〜約60秒程度です。
放射距離は、約3m(メートルです)程度〜約8m程度です。
低姿勢で火にできるだけ近づいて的確に噴射します(強化液タイプが良いです)。
さらに濡れシーツや濡れ毛布は、灯油・ストーブなどの火災時に有効です。
火災で恐ろしい事は、煙と有害ガスによる窒息死や中毒死です。
熱せられた煙は、部屋中に充満しやすいです。
煙の中を避難する場合は、口元や鼻などを濡れタオルなどで覆いながら移動します。
空気が残っている床の近くを低い姿勢で避難します。
火災時の消化について
①フライパンや鍋の油が燃えた時
強化液の入った専用消化器で対処します。
専用消化器がない場合は、絞った濡れタオルで静かに鍋やフライパンを覆います。
②カーテンが燃えた時
床に引き落として水や消化器で消化します。
天井に燃え広がりやすいので、素早い判断が必要です。
③電気器具が燃えた時
関電の恐れがあるので、消化器を利用します。
水を使用する場合は、コンセントを抜いてから行います。
④風呂場で燃えた時
ガスの元栓を締めて、徐々に戸を開けて一気に消化器で消化します。
いきなり戸を開けると火の勢いが増すので危険です。
⑤石油ストーブが燃えた時
濡らした毛布などで燃えている部分を覆います。
その後に上から水をかけます。
⑥襖や板壁が燃えた時
蹴り倒してから消化します。
その後、裏側まで消えている事を確認します。
消化器の使い方について
①安全ピンを抜きます。
②ホースの先を持って火元に向けます。
③レバーを引いて消化剤を噴射します。
①濡れ系を水に浸して、水滴が落ちない程度に軽く絞ります。
②濡れ系を広げて体を火から守ります。
両手は火傷をしないように手前にひねって濡れ系で包みます。
③火に近づきながら、濡れ系越しに炎の大きさや距離を確認します。
ゆっくりと対象物に濡れ系をかぶせます。
④濡れ系の乾き具合に注意しながら対象物を濡れ系で押し包みます。
コンロの場合は、濡れ系の上からガス栓を閉めます。