ほくろについて

黒子は、基本的に取ってはいけないモノではないです。

しかし、癌に繋がる悪性なタイプがあるので

中途半端に取る事で全身に移転するリスクがあります。

さらにほくろは、母斑細胞があります。

表皮と真皮の境目に存在している境界母斑、

真皮に存在している真皮内母斑、両方混ざり合った複合母斑があります。

ちなみに徐々に大きくなる黒子は、手術によって傷跡が残ったりする場合があります。

目次

ほくろについて

ほくろは、メラニン色素を含んでいる細胞です。

皮膚良性腫瘍の1種です。

 

①先天性色素性母斑

思春期までのほくろです。

母斑細胞は、特殊な色素(メラニンです)をたくさん生成しています。

皮膚を構成する細胞になり損ねた細胞なので、メラニンを作って細胞内にためています。

ちなみに、表皮や真皮に存在しています。

 

②後天性色素性母斑

思春期以降のほくろです。

元々表皮にあった色素細胞が外傷などの刺激を受けてメラニンをたくさん産出します。

 

色素性母斑は、良性腫瘍の1つです。

皮膚の成長に伴って大きなったり、隆起する事があります。

成人すると、拡大は止まります。

40代以降は、徐々に色も薄くなっていきます。

悪性ほくろについて

悪性黒子は、色素細胞が悪性化する要素があります。

過度の紫外線によって刺激を受けると、悪性化の発生率が増加します。

具体例は、悪性黒色腫です。

ちなみに悪性黒色腫は、周囲に滲み出る大きなほくろです。

体の他の部位に移転するので切除や抗癌剤などの治療が必要です。

年に1回程度、定期的にホクロチェックが必要です。

特に大きさ、色、形が重要です。

 

①色に濃淡がある事です。

 

②少しずつ大きくなっている事です。

 

③周囲の形が不整形になっている事です。

 

④左右対称でない事です。

 

⑤大きさが6mm(ミリメートルです)以上ある事です。

ほくろの手術について

①一般的な治療

手術相場は、1cm(センチメートルです)当たり2万円程度〜3万円程度です。

手術時間は、30分程度です。

入院期間は、日帰りです。

一般的に切除法は、公的医療保険適用です。

ほくろの周囲を切り取って、皮膚を繋ぎます。

1週間程度後は、抜糸です。

 

②レーザー治療

手術相場は、1万5000円程度です(健康保険適用条件があります)。

手術時間は、30分程度です(1cm程度の場合です)。

入院期間は、日帰りです。

一般的にレーザー法は、自由診療です。

レーザーで母斑細胞を焼切ります。

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