お酒と宗教について
お酒は、楽しく飲むイメージが強いです。
そして、お付き合いや会食などのコミュニケーション・ツールとして利用されています。
さらに、結婚式や葬式などのイベントで飲む事もあります。
飲酒と宗教は、深い関係性で今日を形成してきました。
長い歴史を経て、酒と政治によって時代背景を色付けてきました。
世界中で飲まれているアルコール飲料品は、時代の象徴的な出来事の1部です。
目次
お酒と宗教について
世界は、4大宗教があります。
そして世界総人口は、78億人程度です。
つまり、30億人程度の人が四大宗教以外の宗教を信仰している可能性があります。
➀キリスト教
約19億人です。
特に赤ワインは、好まれています(神との契約の証です)。
しかし、飲み過ぎは要注意です。
⓶イスラム教
約10億人です。
お酒は、禁止されています(聖典であるコーランによって飲酒を禁じられています)。
➂ヒンドゥー教
約7億6000万人です。
基本的にお酒は、避けられています。
しかし、結婚式で酒宴がされているケースがあります。
➃仏教
約3億4000万人です。
基本的にお酒は、避けられています。
しかし、般若湯として酒が飲まれているケースがあります。
お酒と日本の宗教について
日本の伝統宗教は、神教です。
一般的に厄を払う神聖な飲み物として活用されています。
具体例はタカマガハラ、アマテラスオオミカミ、八百万の神などです。
神社の場合は、御神酒です(神様にお供えするお酒の事です)。
結婚式の場合は、三三九度として御神酒を振舞います(婚礼の儀式です)。
お酒とギリシア神話について
ギリシャ神話の神々は、オリンポスの山に生息していました。
親分は、ゼウスです(ジュピターです)。
ゼウスは、ギリシア神話の主神である全知全能の神です。
そして飲酒をするので、お酒を管理する係(ディオニューソスです)を決めていました。
ディオニューソス(バッカスです)は、ギリシア神話に登場する豊穣とブドウ酒と酩酊の神です。
主にブドウとワインの管理を任されていました。
ちなみに神々は、不老不死のお酒としてネクター(甘い赤酒です)を好んでいました。