青空と夕焼けの作り方について
ペットボトルに入っている水に白い液体を入れます。
そして懐中電灯の光を当てる事によって、ペットボトル内が青空や夕焼け空に変わります。
つまり、色が変化して空を表現できます。
通常の水を入れたペットボトルは、光を当てても何も変化がないです。
しかし、白い液体を入れる事で変色します。
目次
青空と夕焼けの作り方について
①1.5ℓ(リットルです)のペットボトルに水を入れます。
②フローリング向け水性ワックスを6滴程度入れます。
③懐中電灯を当てると、ペットボトル内が白色から青色に変わります。
水に入っているワックスの量や懐中電灯の光量によって、見える色が変わります。
ペットボトルを横から懐中電灯を当てると、青色の層が形成します。
さらに、フローリング向け水性ワックスの量を増量して上から懐中電灯を当てると、
青色から赤色に変わります(夕焼け空です)。
●ワックスは、床・家具・自動車のボディーなどの保護やツヤ出しに利用されている薬剤です。
●懐中電灯は、電池類(乾電池や蓄電池などです)を電源とした携帯電灯です。
変色の法則について
夕方、太陽が沈んでいく時に西の空がオレンジ色に染まっていきます(夕焼けです)。
夕方になると、太陽の高さが低くなります。
光が空気中に進行する距離が長くなるので、微粒子(障害物です)に衝突しやすくなります。
つまり、光の中の青色が散らばって少なくなります。
最終的に赤色が地表に届くようになります。
●微粒子は、非常に細かい小さな物体の総称です。
懐中電灯が太陽の光、水の中のワックス粒が空気や塵の粒です。
光がぶつかってワックス粒は小さいので、波長の短い青い光が粒で散乱しやすくなります。
光が進行する距離が長いと、赤色が残りやすいです。
ちなみに、フローリング向け水性ワックスの代用品として牛乳も有効です。
絵の具の粒の場合は、ワックスよりも大きいので光を乱反射します。
つまり、色が変わらないです。
ワックスの粒は、絵の具よりも小さいので光が散乱します。
ペットボトルの上部が青色、ペットボトルの下部が赤色に見えやすくなります。