満潮と干潮について
海面の水位(潮位です)が約半日程度の周期でゆっくりと、
上下を変化する潮汐が引き起こります(潮の満ち引きです)。
地球は自転しているので、1日に潮の満ち引きが交互に2回ずつ行われています。
基本的に周期は、約6時間程度です。
目次
満潮と干潮について
満潮は、潮が満ちて海水面が最も高くなる現象です。
干潮は、潮が引いて海水面が最も低くなる現象です。
全ての物質の間に働く引きつけ合う力(引力です)が地球や月などの天体同士の場合は、
それぞれの質量が大きいので、引力が非常に大きくなります。
そして地球の表面を覆っている海水は、液体です。
つまり、自由い動く事ができます。
月に向いた面の海水は、月の引力に引かれて少しずつ持ち上がっていきます。
結果的に水位が上がります(満潮です)。
●交感神経は、自律神経の中で臓器や器官などの働きを向上させる神経系です。
月の反対側は、月からの距離が遠いので遠心力が大きくなります。
つまり、月から離れる方向に力が働きます。
海面が上昇して、満潮になります。
そして月と直角の方向は、海面が低くなっていきます(干潮です)。
さらに月が地球の周りを約1ヶ月程度の周期で公転しています。
●遠心力は、回転の中心から遠ざかろうとする力です。
向心力(求心力です)と大きさが等しく、方向が反対です。
●公転は、天体が他の天体の周りを回る運動です。
地球と月について
①地球
質量は、59724×10²⁴kg(キログラムです)です。
直径は、約1万3000km(キロメートルです)です。
公転周期は、365.257日です。
自転周期は、0.9973日です。
②月
質量は、7.347673×10²²kgです。
直径は、約3476kmです。
公転周期は、27.322日です。
自転周期は、27.322日です。
ちなみに地球からの距離は、約38万4400kmです。
大潮と小潮について
地球は月の引力の大きさや違いによって、潮汐が起こります。
太陽の引力によって、同様の現象が発生します。
基本的に太陽の潮汐の影響度は、天体からの距離の3乗に反比例します。
つまり、月の半分程度です。
地球に対して月と太陽が直線上に重なる時は、両者の引力が重なります。
1日の満潮と干潮の潮位差が最も大きくなります(大潮です)。
月と太陽がお互いに直角方向にずれている時は、
満潮と干潮の潮位差が最も小さくなります(小潮です)。
●大潮は、月、地球、太陽が一直線上に並びます。
月の引力に太陽の引力が入るので、海水がたくさん引っ張られます。
●小潮は、地球の中心として太陽と月が90°(度です)程度の位置に並びます。
月と太陽の引力が別方向に働くので、引っ張られる海水の量が少ないです。
大潮と小潮は、新月から次の新月までの間に約2回ずつ出現します。
新月と満月の時期は、大潮です。
上弦の月と下弦の月は、小潮です。
日本の満潮と干潮について
日本の太平洋側の満潮と干潮の差は、約1.5m(メートルです)程度です。
日本海側の満潮と干潮の差は、約40cm(センチメートです)程度です。
ちなみに世界で最も満ち引きが大きい地域は、カナダのファンディ湾です。
満潮と干潮の差は、約15m程度です。
①満潮
日本が月に近い位置になると、月の引力で海水が集まっていきます。
日本の反対側も遠心力によって、海面が上昇して満潮になります。
②干潮
日本が2つの満潮の場所の中間点になると、両側に海水が集まっていきます。
日本の反対側も同様に干潮になります。