緑内障の点眼薬について
緑内障の対策として点眼薬が採用される事が多いです。
基本的に房水の産出量を抑えたり、排出を促進したりする作用があります。
つまり、前房に溜まっている房水の量を減らす事で眼圧を下げやすいです。
そして薬物療法は、処方通りに行う事で視神経への負担が大きく減らす事が可能です。
ちなみに房水は、目の内部(特に角膜と水晶体の間です)を満たす透明な液体です。
緑内障の点眼薬について
緑内障は、視神経が損傷して視野(見える範囲です)が狭くなる病気です。
そして進行すると、失明に至る可能性があります。
主な原因は、眼圧(眼球の硬さです)の上昇です。
さらに、眼圧が正常でも発症する正常眼圧緑内障もあります。
主な治療方法は、眼圧を下げる事です。
一般的に点眼薬が多いです。
視野が損なわれると、回復しないので早期発見と適切な治療が重要です。
緑内障の治療薬は、種類が豊富です。
実際に利用されている治療薬は、1種類程度〜2種類程度です。
2種類の薬が配合された合剤は、1度の点眼で済みます。
①プロスタグランジン薬
具体例は、ラタノプロスト、トラボプロスト、タフルプロスト、
ビマトプロスト、ウノプロストンなどです。
特に緑内障との相性が良い治療薬です。
房水への作用は、排出促進です。
目への副作用は、虹彩や瞼への色素沈着、まつ毛の増量、上瞼の窪みなどです。
溢れた液剤をそのまま放置すると、皮膚の黒ずみが発生しやすくなるので要注意です。
②β遮断薬
具体例は、チモロール、レボブノロール、カルテオロール、ベタキソロールなどです。
緑内障との相性が良い治療薬です。
房水への作用は、産出抑制促進です。
目への副作用は、刺激感、痒みなどです。
心臓や気道に影響があるので要注意です(喘息持ちの人は向いていないです)。
③α₁-β遮断薬
具体例は、ニプラジロールです。
緑内障との相性が良い治療薬です。
房水への作用は、排出促進、排出促進です。
目への副作用は、痒み、刺激感などです。
気道や心臓に影響があるので要注意です(喘息持ちの人は向いていないです)。
④α₁遮断薬
具体例は、ブナジシンです。
緑内障との相性が少し良い治療薬です。
房水への作用は、排出促進です。
目への副作用は、充血、刺激感などです。
⑤α₂遮断薬
具体例は、アプラクロニジン、ブリモニジンなどです。
緑内障との相性が少し良い治療薬です。
房水への作用は、排出促進、産出抑制です。
目への副作用は、結膜蒼白、散瞳、結膜炎などです。
口の渇き、鼻の乾燥になりやすいので要注意です。
⑥炭酸脱水酵素阻害薬
具体例は、ブリンゾラミド、ドルゾラミドなどです。
特に緑内障との相性が少し良い治療薬です。
房水への作用は、産出抑制です。
目への副作用は、充血、刺激感、痒みなどです。
⑦交感神経刺激薬
具体例は、ジピベフリンです。
特に緑内障との相性が少し良い治療薬です。
房水への作用は、産出抑制です。
目への副作用は、結膜アレルギー、散瞳などです。
鼻の乾燥、口の渇きになりやすいので要注意です。
⑧副交感神経刺激薬
具体例は、ピロカルピンです。
特に緑内障との相性が少し良い治療薬です。
房水への作用は、排出促進です。
目への副作用は、視力低下、充血、暗くて帆焼けて見える状態などです。
鼻水が出やすくなるので要注意です。
