等速直線運動について
交通網が発達している交差点に行くと、車が走っています。
そして信号が変わると、止まっていた車が動き出します。
直進、右折、左折など色んな方向で走っていきます。
同じ速さで真っ直ぐ走っていく自動車があります。
速度が変わらない運動が続く事で、向きも速さも変わらないシンプルな運動です。
現在は、摩擦、重力、空気抵抗などによって純粋な等速直線運動が難しいです。
人工的に生成する事は、可能です。
ちなみに等速直線運動を利用して目的地に向かうと、効率良く走行できます。
目次
等速直線運動について
等速直線運動は、等速に直線運動する事です。
別名は、等速度運動です。
速さと向きが常に等しい事で速度が等しい運動です。
①物体が摩擦のない水平面上を運動する場合は、物体が一定時間に移動した距離が等しいです。
速度が一定に保たれている状態です。
つまり、物体は等速直線運動をしています。
②物体が摩擦がある水平面上を運動する場合は、物体の間隔時間が経つと、
少しずつ短くなっていきます。
物体が一定時間に移動した距離が次第に小さくなっていきます。
同様に、速度も次第に小さくなっていきます。
つまり、物体は等速直線運動をしていません。
等速直線運動は、物体に対して摩擦力運動を阻止する力が働かない事で実現できます。
そして一定時間を単位時間に置き換えると、単位時間当たりに移動する距離が等しい運動です。
単位時間当たりに移動する距離は、速度の大きさです。
つまり、物体は等速直線運転をしています。
等速直線運動の仕組みについて
①v-tグラフ
縦軸は速度(vです)、横軸は時間(tです)、
移動距離は(xです)、移動時間は(tです)です。
等速直線は、速度=一定です。
公式は、x/t=v、vt=xです。
②x-tグラフ
縦軸は変位(xです)、横軸は時間(tです)、傾き(vです)。
x=uvによって、傾きは速度で一定です。
1次関数の直線グラフができます。
つまり、直線の傾きが速度です。
●v-tグラフは、面積が移動距離を表します。
●x-tグラフは、直線の傾きが速度を表します。