クラドスポリウムについて

放射線を食べるカビであるクラドスポリウムは、ロシア連邦の

チェルノブイリ原子力発電所事故の現場から見つかりました。

当時は、真菌や酵母などが複数見つかりました。

特にクラドスポリウムは、メラニンで放射線から身を守りながら、

放射線をエネルギー源にします。

ちなみにチェルノブイリ原子力発電所事故は、1986年04月26日に

ソビエト連邦の構成国であるウクライナ・ソビエト社会主義共和国の

チェルノブイリ原子力発電所04号炉で起きた原子力事故です。

さらに、国際原子力事象評価尺度(INESです)で深刻な事故を示すレベル7に分類されました。

目次

クラドスポリウムについて

クラドスポリウムは、糸状菌の1種です。

別名は、クロカビです。

 

大きな特徴は、医療分野で大きな期待ができる菌です。

発育温度は、20℃(度です)程度〜30℃程度です。

主な生息場所は、植物の表面や土壌、食品です。

特にチェルノブイリ原発跡地です。

 

クラドスポリウムは、日焼けの原因である色素(メラニンです)を生成します。

そしてメラニンは、紫外線から人間の細胞を守る役割があります。

チェルノブイリ原子力発電所事故で見つかった微生物は、エネルギーを得ていました。

つまり、メラニンで放射線エネルギーを取り込んで成長しています。

2016年、国際宇宙ステーション(ISSです)がクラドスポリウムの培養実験をしました。

チェルノブイリ原子力発電所の事故について

当時のチェルノブイリ原子力発電所は、4つの原子炉が稼働中でした。

そして、2つが建設中です。

原子炉は、ソ連が独自に開発した黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉です。

さらに黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉は、重水を使わなくても運用できます。

しかし、高出力と低出力の時に炉は不安定になります。

 

1986年04月25日、4号炉は保守点検に向けて、

原子炉を止める作業中で様々な試験を予定していました。

黒鉛制御棒型の炉で核分裂によって生じた中性子を吸収して、

核の連鎖反応を防ぐ事は炉心内を循環する冷却水です。

非常時に備えて、冷却水循環ポンプ用ディーゼル発電機はありました。

 

しかし、起動から循環水ポンプが必要な出力になるまでに数十秒が必要です。

冷却水用電源ロスからディーゼル発電機の起動から十分な出力を得るまでに必要な電力を

それまで発電を行っていたタービン発電機の慣性回転による

発電で確保する実験を行っていました。

つまり、実験は予定よりも大幅に遅れて実施されていた。

 

しかし、1986年04月26日に原子炉は暴走して、水蒸気爆発を引き起こして破壊しました。

爆発によって4号炉の原子炉建屋は破壊して、減速材として使用されていた

黒鉛が建屋の瓦礫と共に辺りに撒き散らされました。

結果的に30か所以上で火災が発生しました。

最終的に14EBq(エクサベクレルです)の放射性物質が大気中に放出されました。

 

チェルノブイリ原子力発電所事故は、

根本的設計の欠陥と運転員への教育不足などが大きな要因です。

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