頸肩腕症候群について
顎部から肩・腕にかけて、広範囲で起こる痛みで有名な頸肩腕症候群があります。
そして筋肉は、浅い部分と深い部分があります。
頸肩腕症候群は、神経系や整形外科的な異常が見られないときに、
首筋から肩、背中の上側、上腕部に痛みが起こる事があります。
特に後頸部・背部・肩部の僧帽筋や
首筋から肩にかけての胸鎖乳突筋に痛みが起こる事も多いです。
頸肩腕症候群について
頸肩腕症候群は、首・肩・腕にかけての痛みや絞れなどを総称する病態です。
主な要因は、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、
反復作業による筋の緊張・虚血・炎症、ストレス、血行不良などです。
特に僧帽筋と胸鎖乳突筋は、首・肩・腕の動きに
関与しているので筋の緊張で痛みの原因に繋がります。
●僧帽筋は、後頭骨や脊柱から上肢帯(肩甲骨と鎖骨です)にまでの三角形の大きな筋肉です。
肩甲骨を上げたり、下げたり、回したりする働きがあります。
●胸鎖乳突筋は、首の筋肉の1種です。
頸椎を前に屈折させたり、首を側方に曲げたり回旋させたりします。
同じ姿勢を維持し続ける事によって、筋の緊張が生じます。
同じ動作を反復する事で炎症も起こりやすくなります。
痛みの主な場所は、肩甲骨の周辺や上腕部です。
そして痛みの質は、純痛です。
ちなみに腕を後ろに回したりすると、痛みが走る事が多いです。
神経障害ではなく、筋肉の緊張や虚血などによって起こりやすいです。
つまり、骨格筋の広範囲の痛みです。
しかし、頸部から肩や腕に渡る痛みは、頸椎の変性や外傷で起こる
神経障害による関連痛・慢性病の場合もあります。
治療する際は、患者さんの問診が重要です。
正しく診断する事で頸肩腕症候群以外の病気の可能性もあるからです。
主な治療方法は、対症療法で運動を制限化します。
理学療法の場合は、薬物療法や肩のストレッチなどです。
ちなみに、鍼灸もあります。
