交流モーターについて

磁石を近づけると、磁束の影響を受けます。

そして、電磁誘導が発生して誘導起電力が発生します(フレミング右手の法則です)。

さらに、電流が発生してかつ磁界の影響も受けています。

電磁力が働きます(フレミング左手の法則です)。

磁石の移動方向と同じ向きに力が働くので、磁石と同じ方向に動きます。

ちなみにフレミング右手の法則は、右手の人差し指を磁界の向き、

中指を起電力の方き、親指を運動の向きです。

フレミング左手の法則は、左手の人差し指を磁界の向き、

中指を電流の方き、親指を電磁力です。

目次

交流モーターについて

交流モーターは、固定子である永久磁石や電磁石が回転します。

別名は、ACモーター、Alternating Current Motorなどです。

基本的に固定子と回転子を活用します。

ちなみに直流モーターは、回転子が回転子します。

 

交流モーターは、三相交流が主流です。

電力会社が発電している電気を消費する工場などに効率良く電気を送る事ができます。

3本の電線が1くみで送る方式によって、

3本の電線のうちのどれでも2本の組み合わせで電気を取り出す事ができます。

そして三相交流は、3本の電線で単相交流の約1.73倍の電力を送電できます。

交流モーターの原理原則について

三相の交流が120°(度です)ずつ、位相がずれて3つの起電力を作ります。

回転磁界を作って、回転磁界に連れてられて回転子が回転する事を利用します。

ちなみに3つの位相は、それぞれの電流に切り替えるタイミングが120°ずれている事です。

三相交流の固定子は、120°の角度を持って向かい合ってコイルが巻かれています。

それぞれのコイルは、三相交流電源と繋がっていて120°位相が違う電流が流れています。

つまり、3つのコイルよってできる磁界が回転磁界を作ります。

 

電流が変化する事によって、大きさと向きが変わります。

そして電流が最大になると、磁界の強さが最大になって

電流の流れが反対になると極性も反対になります。

さらに交流モーターは、直流モーターのブラシと整流子で

回転子の磁極の向きを変えるのではなく、

位相が120°ずつずれて周期的に電流の方向が変わる

三相交流電源によって回転磁界が作られます。

つまり、回転子は回転します。

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