【就活】カーナビゲーション【業界研究】
走行中のナビゲーターとして活躍しているカーナビは、
クラウドや周辺機器との連携が目立ちます。
そして、交通事故時の証拠やドライブの記憶として活用されているドライブレコーダーは、
位置情報や衝撃を検知するセンサーなどによって、新サービスへの活用が見込まれています。
ドラレコは、自動車のフロントガラスなどに取り付けられるので、
走行中の動画や静止画を撮影する事ができます。
今後のカーナビゲーションは、通信機能を備えたコネクテッドカーや
自動運転車を見据えたサービス転換が進められています。
目次
カーナビゲーションについて
カーナビゲーション産業は、成長率がまずまずです。
基本的にカー用品向けで販売されている市販向けとOEM向けがあります。
企業によって販路が異なりますが、自動車の販売台数の増減に影響を受けやすいです。
最近は、スマートフォンと連携するタイプや通信機能を備えたりする事が多いです。
さらに、自動車内で操作する際の安全性や耐久性の需要が高まっています。
ちなみにOriginal Equipment Manufacturerは、他のブランド品を製造する事です。
電子情報技術産業協会(JEITAです)の研究調査データによると、
2018年度の国内カーナビ出荷台数は、614万4000万台です(前年比5.5%増です)。
ちなみに、買い替え需要で伸びています。
特に大画面化や高音質のハイレゾリューション対応などが好調です。
周辺機器や連携する機能を備えた製品が増加しています。
さらに、スマホの画面を表示して操作したり、
ドライブレコーダーで録画した映像を確認したりする事ができます。
トラック向けやバス向けなどの業務用車両も期待されています。
国内のカーナビゲーションについて
①日立製作所は、カーナビゲーション大手企業です。
売上高は、9兆4806億円です。
営業利益は、7549億円です。
カーナビ向け地図に特化しています。
②パナソニックは、カーナビゲーション大手企業です。
売上高は、8兆27億円です。
営業利益は、4114億円です。
ゴリラ、ストラーダ、旅ナビで有名です。
③デンソーは、カーナビゲーション大手企業です。
売上高は、6兆3627億円です。
営業利益は、3167億円です。
イクリプスで有名です。
④富士通は、カーナビゲーション大手企業です。
売上高は、3兆9524億円です。
営業利益は、1302億円です。
⑤アルプスアルパインは、カーナビゲーション大手企業です。
売上高は、2兆4000億円です。
営業利益は、841億円です。
DVRで有名です。
2019年01月、カーオーディオ大手企業であるアルパインと経営統合しました。
⑥パイオニアは、カーナビゲーション大手企業です。
売上高は、3654億円です。
営業利益は、11億円です。
BDXシリーズ、サイバーナビ、楽ナビで有名です。
自動運転向け特化しています。
アジア世界投資ファンド大手企業である
ベアリング・プライベート・エクイティ・アジアの子会社です。
⑦デンソーテンは、カーナビゲーション大手企業です。
売上高は、3524億円です。
営業利益は、125億円です。
AVNシリーズ、AVN Pシリーズ、DREC4000で有名です。
自動車最大手企業であるトヨタ向けOEMに特化しています。
デンソーの子会社です。
⑧JVCケンウッドは、カーナビゲーション大手企業です。
売上高は、3076億円です。
営業利益は、72億円です。
市販向け、ドタイブレコーダーなどに特化しています。
富士通が出資しています。
⑨クラリオンは、カーナビゲーション大手企業です。
売上高は、881億円です。
営業利益は、4億円です。
NXV、TX2000で有名です。
自動車部品世界大手企業であるフォルシアの子会社です。
⑩ユピテルは、カーナビゲーション大手企業です。
売上高は、127億円です。
YPBシリーズ、Qシリーズ、DRYシリーズで有名です。
簡易向けカーナビに特化しています。
海外のカーナビゲーションについて
①ガーミンは、カーナビゲーション世界大手企業です。
売上高は、2716億円です。
ガーミンダッシュで有名です。
GPS、GNSSなどに特化しています。
②トムトムは、カーナビゲーション世界大手企業です(オランダです)。
売上高は、7億ユーロです。
純利益は、5600万ユーロです。
トムトムゴーで有名です。
位置情報技術、家庭向け家電などに特化しています。