動画共有サービスとライブ・ストリーミング・サービス

現在、パソコンのモニターはハイビジョンテレビと同様な表示能力が備わっています。

ちなみにモニターは、パソコンの画面を表示する装置です。

インターネット接続回線はケーブルテレビの回線よりも規模が大きくなっています。

専門のテレビ受信装置を利用しないでインターネットを使用して、

テレビ放送を視聴していくライフスタイルの変化が起きてきました。

目次

①動画共有サイトについて

動画投稿サイトは、インターネット上でユーザー同士が動画を共有するサイトです。

ユーザー同士で動画を共有するサイトです。

最近は、ユーザーが動画データ等を投稿という形でアップロードして共有するサイトが出現しました。

動画共有サイトで最も有名なYouTube(ユーチューブです)は、大きな覇権を握っています。

2005年、動画共有サイトであるYouTube、Dailymotion(デイリーモーション)、

Google video(グーグルビデオです)などのサービスが開始しました。

2006年、Google Inc.がYouTubeを買収しました。

そしてニコニコ動画、Veoh Video(ヴェオ・ヴェデオです)、

Stage6(ステージシックスです)などのサービスが開始しました。

2007年、ユーチューブが日本でサービスを開始しました。

2008年、著作権者がプロモートの為に利用を開始しました。

プロモートは、促進する事や奨励する事です。

2009年、YouTubeの視聴数が1日10億本を達成しました。

2011年、収益化プログラムが一般公開されました。

しかし、問題点が大きく取り上げられるようになりました。

現在は、動画共有サイトを通じてテレビ局などが、

コンテンツを公開する為のツール(道具です)として利用される事が増加しています。

それは、著作権無視の違法アップロード問題です。

ユーザー側が録画したテレビ放送などを無断で投稿する場合があります。

メリットとしては、放送時間外で視聴できる事が大きなポイントです。

デメリットはテレビ局側が、基本的に再配信を認めていません。

これは、非合法な手段で投稿された扱いになります。

動画共有サイトの運営側が対抗策として行われている事があります。

それは非合法なアップロードを発見した場合に、

そのデータ等を削除して投稿者に警告を告げます。

さらに違法的な投稿を繰り返して行った場合は、

運営者側がそのユーザーのサイト利用権を強制的に削除されます。

②ライブ・ストリーミング・サービスについて

ライブ・ストリーミング・サービスは、リアルタイム動画配信サービスです。

リアルタイム放送は、ストリーミング機能のある放送です(ライブ配信です)。

ストリーミングは、通信回線で送受信される動画や音声データ等をほぼ同時に再生する技術です。

ちなみに、インターネット放送はインターネットを利用した動画や音声を放送する技術です。

これは、放送法で定められている放送には含まれません。

2007年、ニコニコ生放送、Ustream(ユーストリームです)、

Justin.tv.(ジャスティンです)などのサービスが開始されました。

2008年、ニコニコ大会議2008がニコニコ生放送で中継されました。

2009年、iPhone 3Gを利用したストリーミング配信ができるようになりました。

Ustreamが広告表示のない有償サービス(WATERSHEDです)を開始しました。

2011年、YouTube Liveのサービスを開始しました。

これは、ライブストリーミング機能(ライブ配信です)が備わっています。

20世紀は、電波を利用した放送で専門的な設備や機材が必要でした。

しかし21世紀以降は動画のデータ、それを配信するストリーミングサーバーの2点を用意する事で、

世界中に放送ができるようになりました。

これは、テレビの生放送のような感覚です。

ちなみに、ストリーミング放送は再度視聴する場合は改めてデータを受け取る必要があります。

しかし、インターネット上でニュースやメディアが台頭してきた事で、

新聞の購読率が下ががるという現象が起きました。

今後のリアルタイム放送は、テレビ放送に対抗する大きなメディア形成へと進化していくと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です