日本漢字能力検定協会が今年の漢字『金』発表【2021年】

2021年12月13日、公益財団法人日本漢字能力検定協会が、

京都府内にある清水寺『奥の院』で今年の漢字『金』を発表しました。

そして、清水寺の貫主である森清範さんが揮毫しました。

さらに今年の漢字は、1字を選出して年の世相を表す字として漢字一字を選ぶイベントです。

ちなみに金は、金物(鉄・銅などの鉱物の総称です)、黄金、黄金などです。

目次

今年の漢字『金』発表【2021年】について

2021年の漢字は、『金』に決まりました(第27回今年の漢字です)。

主催者は、公益財団法人日本漢字能力検定協会です。

今年の漢字は1年間の出来事を清めるとともに、

明るい新年を迎えていくという願いが込められています。

開催期間は、2021年11月01日~同年12月06日までです。

2021年の世相を表す漢字として全国各地などから募集しました。

ちなみに今年の漢字は、日本漢字能力検定協会によって商標登録がされています。

 

第1位に輝いた『金』は1万422票でした。

ちなみに、応募総数は22万3773票です。

主な理由は、東京オリンピックやパラリンピックで日本人選手が多くの金メダルを獲得した事、

プロ野球選手として活動している大谷翔平選手が大リーグでMVPを獲得したり、

プロゴルファーとして活動している松山英樹選手の日本人初のマスターズ制覇、

将棋棋士として活動している藤井聡太さんが史上最年少で四冠を達成したりするなどの

各界で金字塔が打ち立てられた事が大きいです。

さらに新型コロナウイルスの感染拡大に伴う飲食店への休業支援金、

給付金などのお金にまつわる話題が多かった事も大きな要因の1つです。

今年の漢字【2021年】について

順位 漢字 応募総数
第1位 2万8401票
第2位 1万304票
第3位 6165票
第4位 5605票
第5位 4738票
第6位 3577票
第7位 2941票
第8位 2923票
第9位 2814票
第10位 2812票

 

私は、国内外でこれまで成し得なかった多くの金字塔が打ち立てられた年だと思いました。

そして金は、平成28年以来4回目です。

日本人選手がオリンピックで史上最多の27個、

パラリンピックで13個の金メダルを獲得しました。

新型コロナウイルスに絡む給付金、新紙幣や新500円硬貨などのお金関連の話題が多く、

子育て世帯を対象とした臨時特別給付金の議論、新紙幣印刷開始なども出てきました。

歴代の今年の漢字について

開催年 漢字 応募票数 応募総数
2001年 2285票 3万6097票
2002年 3518票 6万144票
2003年 1万7709票 8万7410票
2004年 2万936票 9万1630票
2005年 4019票 8万5322票
2006年 8363票 9万2509票
2007年 1万6550票 9万816票
2008年 6031票 11万1208票
2009年 1万4093票 13万1305票
2010年 1万4537票 28万5406票
2011年 6万1453票 49万6997票
2012年 9156票 25万8912票
2013年 9518票 17万290票
2014年 8679票 16万7613票
2015年 5632票 12万9647票
2016年 6555票 15万3562票
2017年 7104票 15万3594票
2018年 2万858票 19万3214票
2019年 3万427票 21万6325票
2020年 2万8401票 20万8025票
2021年 1万422票 22万3773票

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