【定期テスト対策】大正時代・三国同盟・三国協商・第1次世界大戦・ロシア革命・ベルサイユ条約・三•一独立運動・五•四運動・政党政治・原敬・大正デモクラシー・歴史【高校入試】

目次

大正時代について

大正時代は、日本史上最も短い時代です。

辛亥革命…1911年〜1912年に清(中華人民共和国です)で発生した共和革命です。

別名は、民国革命です。

アジア初の共和国を建設しました。

●中華民国…1912年に中国で誕生した民主共和制国家です。

孫文…中華民国の臨時大統領として活動していた革命家です。

 

三国同盟…ドイツ、オーストリア、イタリアによる秘密軍事同盟です。

三国協商…フランス、イギリス、ロシアによる商議上の同盟です。

第1次世界大戦…1914年〜1918年までに世界を舞台とした戦争です。

帝国主義列強が、植民地を求めて勢力を拡大していきました。

ヨーロッパ諸国内のドイツが、猛威を振るようになってきました。

そこでイギリスやフランスは、ドイツを抑制する為に協商に乗り出しました。

バルカン半島でオーストリア(三国同盟側です)とセルビア(三国協商側です)が対立していました。

1914年にセルビア人がオーストリア皇太子夫婦暗殺する事件が発生しました。

その後、三国同盟側と三国協商側の様々な国々参戦して世界大戦に発展していきました。

日英同盟(イギリスと日本による軍事同盟です)によって日本が参戦して、ドイツに宣戦しました。

最終的に連合国側(三国協商側・日本・アメリカ合衆国などです)が勝利しました。

二十一ヶ条の要求…1915年に日本が中華人民共和国に対しての外交交渉です。

日本の植民地拡大の為に中国を利用した要望です。

●ロシア革命…1917年にロシアで起きた2度の革命です(二月革命・十月革命です)。

 

ベルサイユ条約…1919年にフランスのパリで行われた講和条約です。

敗戦国のドイツは、巨額の賠償金・領土縮小・軍事制限などによって不平等な条約を終結しました。

国際連盟がウィルソンの提案によって成立しました。

アメリカ合衆国とソ連(ロシア連邦です)は、不参加です。

日本は、委任統治権が認可されて中国の山東省を入手しました。

●国際連盟…1920年に発足された国際的な平和機関です。

●ウッドロウ・ウィルソン…第28代アメリカ合衆国大統領です。

三・一独立運動…1919年に起きた朝鮮の反日独立運動です。

韓国併合による日本の植民地支配に対する最大の独立運動です。

しかし、日本側が武力で鎮圧しました。

五・四運動…1919年に起きた中華人民共和国の反日運動です。

ベルサイユ条約の内容に不満を持った中国人が反帝国主義者に対する大衆運動です。

最終的に中国政府は、ベルサイユ条約の調印を拒否しました。

大正文化について

●戦争景気…第1次世界大戦による好景気で成金が出現しました(財閥系列が成長しました)。

物価の急上昇によって(インフレです)、国民の生活難に繋がりました。

米騒動…1918年に発生した米の価格急騰による暴動事件です。

●政党内閣…多数の議席を占めた政党を基礎として組織される内閣です。

1918年に立憲政友会(日本初の政党内閣を目指した政党です)の原敬さんが政党内閣を始めました。

原敬…第19代内閣総理大臣です。

普通選挙法…1925年に開始された満25歳以上の男子に選挙権が与えられました。

治安維持法…1925年に開始された社会主義社会を取り締まる法律です。

 

大正デモクラシー…民主主義の成長や自由主義運動です。

吉野作造…大正デモクラシーの立役者として活動していた政治学者です(中央公論です)。

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