【定期テスト対策】有機物・無機物・気体・液体・固体・昇華・融解・融点・沸点・蒸留・密度【高校入試】
目次
有機物と無機物について
物質を加熱する事で区別する事ができます。
●有機物…炭素が含まれている物質です。
加熱すると水や二酸化炭素が発生して、黒く焦げたりします。
具体例は紙、砂糖、ロウなどです。
●無機物…炭素が含まれていない物質です。
加熱しても黒く焦げないです。
具体例は食塩、金属、非金属などです。
物質の状態変化について
物質の状態変化は、温度条件によって状態変化します。
具体例は、水です。
そして水(液体です)は、熱すると水蒸気(期待です)、冷やすと氷(固体です)状態が変わります。
固体⇒昇華⇒固体、固体⇒融解⇒液体です。
液体⇒蒸発⇒気体、液体⇒凝固⇒固体です。
気体⇒昇華⇒固体、気体⇒凝結⇒液体です。
●昇華…固体から直接気体や気体から直接固体に状態変化する事です。
具体例はドライアイス、ナフタレンなどです。
●融解…固体から液体に変化する事です。
●融点…固体から液体に融解する時の温度です。
●沸点…物質が沸騰(蒸発ではないです)して液体の内部から期待に変化する時の温度です。
物質 | 融点 | 沸点 |
---|---|---|
水 | 0℃(度です) | 100℃ |
ナフタレン | 80.5℃ | 217.9℃ |
食塩 | 801℃ | 1485℃ |
蒸留について
固体の純粋な物質を加熱していくと、融解している間に沸騰している間は温度変化はしないです。
そして純粋な物質の融点と沸点は、物質によって一定です。
混合物は、融点や沸点は一定ではないです。
ちなみに混合物は、複数の種類のモノが混じりあったモノです。
●蒸留…2種類以上の液体が混じっている時や水溶液から水を分離する時に
沸点の違いを利用して液体を分離する方法です。
主に蒸留の実験は、沸騰石(突沸を防ぐ為です)を利用しています。
物質の質量と体積について
物質の質量は、上皿てんびんで量ります。
主な使い方は、右利きの人が物質を左の皿・分銅を右の皿に載せます、
左利きの人が物質を右の皿・分銅を左の皿に載せます。
そして分銅は、重たいモノから載せていきます。
てんびんの指針のふれが左右等しくなったら、物質と分銅は吊り合っています。
さらに、均等な物質の体積と質量は比例します。
●密度…物質1cm³(平方センチメートルです)あたりの質量です。
単位は、g/cm³(グラム平方センチメートルです)です。