【定期テスト対策】電流・電圧・抵抗・オームの法則・全抵抗【高校入試】
目次
オームの法則について
電流と電圧の関係は、電熱線にかかる電圧を大きくすると、
同じ電熱線に流れる電流の値は大きくなります。
●電気抵抗(抵抗)…電流の流れにくさを表す量です。
記号は、Ω(オームです)です
1V(ボルトです)の電圧をかけた時、1A(アンペアです)の電流が流れる時の抵抗の大きさは1Ωです。
公式はR(Ωです)=V/I(Aです)、V=RIです(電圧はV、電流はA、抵抗はΩです)。
●オームの法則…電熱線などを流れる電流は電流に比例します。
そして、オームの法則が成り立たない具体例は豆電球などです。
赤熱すると電圧の増加に伴って抵抗も増加するので、
電流は電圧に比例しなくなります。
ちなみに、温度を下げると抵抗は小さくなります。
金属線の抵抗について
同じ太さの金属線の場合は、金属線の抵抗は長さに比例します。
同じ長さの金属線の場合は、金属線の抵抗は断面積に反比例します。
金属線の抵抗は、金属の種類によって変わります。
種類 | 金属線の抵抗 |
---|---|
銅 | 00.17Ω |
鉄 | 00.98Ω |
ニクロム | 1.1Ω |
※長さは1m(メートルです)、断面積は1mm²(平方ミリメートルです)。
●全抵抗…いくつかの抵抗を組み合わせた1つの抵抗です。
●合成抵抗…回路全体の全抵抗です。
●R=R①+R②…直列回路の全抵抗です(各抵抗の和です)。
全抵抗は、各抵抗より大きくなります(金属線が長くなる事です)。
●1/R=1/R①+1/R②…並立回路の全抵抗です(各抵抗の逆数の和です)。
全抵抗は、各抵抗より小さくなります(金属線の断面積が大きくなる事です)。