【定期テスト対策】水蒸気・空気・圧力・気圧・大気圧・等圧線・高気圧・下流気温・低気圧・上昇気流・飽和水蒸気量・湿度・露点・雲・積雲・層雲【高校入試】
目次
気圧について
●気圧…気体の圧力です。
●大気圧…大気の圧力の大きさです。
単位は、hPa(ヘクトパスカルです)です。
1hPa=1013hPa又は760mmHg(水銀柱ミリメートルです)。
●等圧線…気圧の等しい地点を滑らかな曲線で結んだモノです。
基本的には、1000hPaが基準値です。
4hPaごとに引いて、20hPaごとに太い線で引きます。
そして、等圧線の間隔が狭いほど強い風が吹きます。
●高気圧…等圧線の輪の内側が周りよりも気圧が高い場所です。
高気圧の中心付近に下流気流があって、風は右回り(時計回りです)に吹き出ます。
天気が良くなりやすいです。
●低気圧…等圧線の輪の内側が周りよりも気圧が低い場所です。
低気圧の中心付近に上昇気流があって、風は左回り(反時計回りです)に吹き込みます。
天気が悪くなりやすいです。
大気中の水蒸気について
●飽和水蒸気量…空気1㎥(立法メートルです)中に含む事ができる最大の水蒸気の量です。
単位は、g/㎥(グラム毎立法メートルです)です。
基本的には、気温が高くなるほど多くなります。
●湿度…空気の湿り気の程度を%形式で表したモノです。
公式は、空気1㎥中に含まれる水蒸気量(g/㎥です)/
その気温での飽和水蒸気量(g/㎥です)×100=%(湿度です)です。
●露点…空気中の水蒸気が飽和になった時の湿度です(湿度は100%です)。
雲について
●雲…大気中に固まって浮かんでいる水滴や氷晶です。
空気のかたまりが上昇すると、周りの気圧が低くなって空気が膨張して湿度が下がります。
温度が露点以下になると、水蒸気の1部が凝結して水滴となって空気中に浮かんで雲ができます。
そして空気のかたまりがは、100m(メートルです)上昇するごとに約1℃(度です)の割合で下がります。
さらに雲ができ始めると、100m上昇するごとに約0.5℃の割合で温度が下がります。
●積雲…上方に発達していく雲です。
●層雲…横方に発達していく雲です。