【定期テスト対策】火山・火山噴出物・マグマ・火成岩・火山岩・深成岩・斑状組織・等粒状組織・地震・震源・震央・震度・初期微動・主要度・初期微動継続時間・マグニチュード【高校入試】
目次
火山について
火山は、マグマが地表や水中に噴出する事によってできた特徴的な地形です。
●火山噴出物…火山活動によって地表に噴出した物質です。
具体例は火山れき、火山灰、火山弾、溶岩、火山ガス(水蒸気、二酸化硫黄などです)が噴出します。
●火山れき…火山の噴火によって生じた火山岩です。
●火山弾…溶岩の破片が放出時に形成される直径65mm(ミリメートルです)以上の岩石の塊です。
●マグマ…地下にある高音で液状に溶けた物質です。
火山活動によって、地表に噴き出します。
●溶岩…地表に噴出したマグマです。
☆火山の形と溶岩の性質☆
①マグマの粘り気が弱い場合は、穏やかな噴火が起きます。
玄武岩風(黒っぽい鉱物です)の縦状火山です。
具体例は三宅島、三原山などです。
②マグマの粘り気が強い場合は、爆発的な噴火が起きます。
流紋岩風(白っぽい鉱物です)の溶岩ドーム状火山です。
具体例は有珠山、磐梯山などです。
火成岩について
●火成岩…マグマが冷えて固まった岩石です。
●火山岩…マグマが地表や地表近くで急に冷えて固まってできる火成岩です。
具体例はせん緑岩、はんれい岩、花こう岩などです。
●石基…火山岩にある細かい粒やガラス質の部分です。
●斑晶…石基内にある比較的大きな鉱物の結晶です。
●斑状組織…石基や斑晶がある組織です。
●深成岩…マグマが地下深くでゆっくり冷えて固まってできる火成岩です。
具体例は安山岩、流紋岩、玄武岩などです。
●等粒状組織…大きな鉱物の結晶がある組織です。
☆鉱物の特徴☆
鉱物名 | セキエイ | チョウ石 | クロウンモ | カクセン石 | キ石 | カンラン石 |
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色 | 無色鉱物、白色です。 | 無色鉱物、白色です。 | 有色鉱物、黒色です。 | 有色鉱物、暗掲色です。 | 有色鉱物、暗緑色です。 | 有色鉱物、黄緑色です。 |
地震について
地震は、地下の急激な断層運動です。
●震源…地震の起こった場所です。
震源の深さは、大陸側ほど深いです。
●震央…震源の真上の地表の地点です。
火山活動地帯とほとんど平行に多く分布されています。
●震度…観測地点での地震の揺れの大きさです。
基本的に0〜7までの10段階に分別されます。
ちなみに、震度計で測定します。
●マグニチュード…地震によって放出されるエネルギーの大小を表す尺度です。
記号は、Mです。
●初期微動…初めの小さな揺れの事です。
別名は、P派です(縦波です)。
波の進行方向と物体の振動方向が同じです。
そして速さは、5km/秒(キロメートル毎秒です)〜7km/秒です。
●主要動…初期微動に続いて来る大きな揺れの事です。
別名は、S派です(縦波です)。
波の進行方向と物体の振動方向が直交します。
さらに速さは、3km/秒〜4km/秒です。
●初期微動継続時間…初期微動が発生してから主要動が起きるまでの時間です。
公式は、S派の到着時刻-P派の到着時刻です。
初期微動継続時間の長さと震源までの距離は、比例します。
●断層…地下の地層に力が加わって割れて、割れた面に沿ってずれ動いて食い違いが生じた状態です。
●隆起…海面に対して土地が高度を増大する現象です。
●沈降…海面に対して土地が高度を下げる現象です。