【定期テスト対策】古典・古文・漢文・日本文学・中国文学【高校入試】
目次
古文について
古文は、古い書物や形式などの日本文学です。
大きな特徴は、句読点や鍵カッコなどがない事です。
古文の仮名遣いは、歴史的な仮名遣いです。
語の初め以外の『ワ・イ・ウ・エ・オ』は、
それぞれ「は・ひ・ふ・へ・ほ」で表記される事が多いです。
ワ行の『イ・エ』は、それぞれ「ゐ・ゑ」で表記されています。
☆助詞の省略☆
「ハ、ガ」などの省略がある場合は、主語を示します。
「ヲ」などの省略がある場合は、目的を示します。
☆述語の省略☆
「ぞ・なむ」(強意です)、「や・か」(反語、疑問です)などの係り結びの助詞は、連体形で結びます。
こそ(強意です)などの係り結びの助詞は、已然形で結びます。
ちなみに已然形は、もうそうなっている形です。
☆動詞の活用形☆
古文の動詞の活用形は、口語の場合の仮定形ではなく、豊後の已然形になります。
「未然形+ば」の場合は、文語の仮定形を表します。
「已然形+ば」の場合は、確定条件を表します。
漢文について
漢文は、古代中国の文語体の文章です。
●送り仮名…訓読みする時に補う言葉です。
文語文法や歴史的仮名遣いを利用して漢字の右下に小さく仮名名で送ります。
●返り点…日本語の語順に直して読みやすくした符号です。
●再読文字…2度読む文字です。
●返読文字…訓読みの時に下から返って読む特殊な文字です。
●置き字…文法的な役割を表す文字(訓読みする必要がないです)。