【就活】たばこ【業界研究】
2020年04月01日、健康増進法の1部改正が全面施行されました。
受動喫煙対策が厳しくなっている中、2018年10月〜2022年10月まで、
段階的にたばこ増税も実施されています(紙巻きたばこは3段階、加熱式たばこは5段階です)。
そして、価格の上昇と喫煙環境の変化で紙巻きタバコ離れが目立っています。
さらに次世代たばこは、煙や灰が出ずに有害物質(タールなどです)を削減できる製品です。
ちなみに大手たばこ会社は、次世代タバコに注力しています。
目次
たばこについて
たばこ産業は、成長率がまずまずです。
そして次世代たばこは、世界的に普及が進行しています(たばこ市場の20%を占めています)。
新型製品を投入して、競争が激しくなっています。
さらに、葉タバコを専用機器で熱して発生した蒸気を吸う加熱式たばこと
ニコチンなどを含む溶液から出る蒸気を楽しむ電子たばこなどがあります。
2018年度の世界紙巻きたばこの販売量は、5兆3267億本です(前年比-0.8%減です)。
2018年度の国内紙巻きたばこの販売量は、1327億本です(1998年から年々減少傾向です)。
ちなみに、前年比-12.4%(パーセントです)減です。
主な要因は、健康志向の高まりなどによる先進国を中心に縮小傾向が続いています。
そして、規模を拡大する大型M&A(企業買収や企業合併です)が目立ちます。
しかし、独占禁止法の影響で再編の余地も小さくなってきています。
国内のたばこについて
①日本たばこ産業は、煙草売上第1位最大手企業です。
売上高は、2兆2159億円です。
営業利益は、5649億円です。
主なブランドはメビウス、セブンスター、プルーム・テックなどです。
ちなみに、煙草世界販売売上第4位です。
海外のたばこについて
①中国煙草総公司は、煙草世界販売売上第1位最大手企業です(中華人民共和国です)。
主なブランドは中華、紅塔山などです。
②フィリップ・モリス・インターナショナルは、煙草世界販売売上第2位大手企業です。
売上高は、7兆9800億円です。
営業利益は、1兆1300億円です。
主なブランドはマールボロ、ラーク、アイコスなどです。
③ブリティッシュ・アメリカン・タバコは、
煙草世界販売売上第3位大手企業です(イギリスです)。
売上高は、2兆4400億ポンドです。
営業利益は、9300億ポンドです。
主なブランドはケント、ダンヒル、グローなどです。
④インペリアル・ブランズは、煙草世界販売売上第5位大手企業です(イギリスです)。
売上高は、7700億ポンドです。
営業利益は、2200億ポンドです。
主なブランドはウエスト、ダビドフ、マイブルーなどです。
⑤アルトリア・グループは、米国たばこ最大手企業です。
売上高は、1兆9627億円です。
営業利益は、9834億円です。
主なブランドはパーラメント、ラーク、マルボロ、ジュールなどです。
たばこの世界消費国ランキングについて
順位 | 国名 | 消費量 |
---|---|---|
第1位 | 中華人民共和国 | 2兆3281億本 |
第2位 | インドネシア | 2兆3281億本 |
第3位 | アメリカ合衆国 | 2408億本 |
第4位 | ロシア連邦 | 2365億本 |
第5位 | 日本 | 1326億本 |