【就活】ラジオ【業界研究】
インターネットの普及による動画配信サービスが広がっています。
そして、ラジオやテレビなどの既存メディアの利用時間が低迷しました。
さらに2019年、日本民間放送連盟がラジオのAM放送をFM放送に転換できるように
制度改正を総務省の有職者会議で要望しました。
ラジオの広告収入が低下している中、運営コストがAM放送よりもFM放送の方が少ないです。
目次
ラジオについて
ラジオ産業は、成長率がまずまずです。
そしてAMラジオは、中波帯の周波数を利用しています。
1局当たりのカバーエリアは広いです。
しかし、夜間の外国波の混乱や都市部の難聴などが起こりやすいです。
さらにFMラジオは、超短波放送です。
1局当たりのカバーエリアは狭いです。
しかし、雑音が少ないので夜間混信が少ないです。
2018年のラジオ広告費は、1278億円です。
2年連続で減少しています。
しかし、主要民放が参加しているネットラジオは、
プレミアム会員を含めて堅調に増加しています(若年層の開拓に貢献しました)。
さらにコミュニティー放送は、市区町村の1部で地域情報を提供しているFMラジオです。
県域放送免許によって免許の手続きが少ないです。
開設局は、右肩上がりで増えています(2019年全国で325局です)。
国内のラジオについて
①ニッポン放送は、AMラジオ大手企業です。
売上高は、140億円です。
営業利益は、4000万円です。
②TBSラジオは、AMラジオ大手企業です。
売上高は、97億円です。
営業利益は、2億円です。
③文化放送は、AMラジオ大手企業です。
売上高は、74億円です。
営業利益は、8億円です。
④J-WAVEは、音楽番組向けFMラジオ大手企業です。
⑤エフエム東京は、FMラジオ大手企業です。
⑥FM放送は、NHKラジオ公共放送特殊法人です。
⑦Radikoは、インターネット配信ラジオ大手企業です。
ラジオ各局の放送をネットで配信しています。
⑧日経ラジオ社は、短波ラジオ大手企業です。
マーケット情報などを提供しています。