【就活】インフラ改修・道路舗装・ゼネコン【業界研究】
道路、河川、上下水道、ダム、鉄道、空港などの社会インフラは、
高度経済成長時代に設立されたインフラ改修が目立っています。
そして日本政府は、2017年からの2022年まで(5年間です)のインフラ輸出を
最大2000億ドルを供給する目標を掲げました。
さらに、アジアだけではなく、世界中のインフラ輸出支援を行っていく方針です。
特に建設会社も技術力を駆使して、地下鉄や港湾などの受注獲得を強化しています。
今後は、民間企業の資金力の活用が大きな成長エンジンになっていきます。
目次
インフラ改修について
インフラ改修産業は、成長率が高いです。
道路、上下水道、ダムなどの社会資本(インフラです)の改修需要が広がっています。
そして国や地方自治体などが発注して、ゼネコン(総合建設会社です)や
道路工事請負会社などの企業が改修作業を担っています。
ちなみにインフラは、社会基盤(下部構造、公共施設、社会資本などです)。
別名は、インフラストラクチャーです。
国土交通省が発表している2018年度の
インフラ12分野の維持管理・更新費用(推計です)は、約5.2兆円です。
2048年には、5.9兆円程度〜6.5兆円程度が見込まれています。
そして高速道路や橋などのインフラ建築は、高度経済成長期に建設されたモノが多いです。
完成から50年以上経過している物件が多いので、改修工事が必要な設備が増加しています。
しかし、少子高齢化が進行している建設業界では、
インフラの保守点検などに携わる人材が限られているからです。
現在は、インフラ点検を機械化や自動化をして、
少ない人材で正確にできる技術開発を進めています。
国や自治体が担っていた社会インフラの維持管理や
運営を民間のノウハウを活用して、効率化を図っています。
所有権は、官公庁に残したまま運営権を民営企業に売却する
コンセッションが活発になっています。
特に空港や道路などの運営に民間企業が参入するきっかけが増えました。
国内のゼネコンについて
①大林組は、ゼネコン大手企業です。
売上高は、2兆396億円です。
営業利益は、1554億円です。
②鹿島は、ゼネコン大手企業です。
売上高は、1兆9742億円です。
営業利益は、1426億円です。
③清水建設は、ゼネコン大手企業です。
売上高は、1兆6649億円です。
営業利益は、1297億円です。
④大成建設は、ゼネコン大手企業です。
売上高は、1兆6508億円です。
営業利益は、1533億円です。
国内の道路舗装について
①NIPPOは、道路舗装最大手企業です。
売上高は、4132億円です。
営業利益は、386億円です。
②前田建設は、道路舗装大手企業です。
売上高は、2237億円です。
営業利益は、171億円です。
③清水建設は、道路舗装大手企業です。
売上高は、1462億円です。
営業利益は、77億円です。
国内の橋について
①JFEエンジニアリングは、橋梁大手企業です。
売上高は、3607億円です。
営業利益は、78億円です。
②IHIインフラシステムは、橋梁大手企業です。
国内のセメントについて
①太平洋セメントは、セメント大手企業です。
売上高は、9160億円です。
営業利益は、660億円です。
②鹿島は、セメント大手企業です。
売上高は、2510億円です。
営業利益は、141億円です。