【就活】学習塾・教育サービス【業界研究】

少子高齢化により、国内教育サービス市場は伸び悩んでいます。

特に少子化で、業界再建や校舎の統廃合が目立ちます。

最近は、難関校を目指す生徒を対象とした個別指導塾が増えています。

そして、2020年から大学入試センター試験が変わりました。

主に英語で書いたり、話したりする能力に関する問題が増えました。

今後は、小学校でプログラミング教育や英語学習などが必修化になっていきます。

学校や学習塾が連携する事が増加していきます。

目次

学習塾や教育サービスについて

学習塾産業と教育サービス産業は、成長率がまずまずです。

そして、入試改革や後継者問題などが多いです。

IT(情報技術です)の導入や新テストへの対応が進行しています。

受験競争が激しい都市部は、競争激化が目立ちます。

さらに、スマートフォンやタブレット端末などを利用して学習できるeラーニングが増加しました。

通勤や通学などで手軽に利用できるので、

英会話やプログラミング学習などの学校への導入が進んでいます。

ちなみに、社会人向けのサービスも出てきています。

 

矢野経済研究所の研究調査データによると、

2018年度の学習塾と予備校市場規模は、2兆5800億円を超えました。

2018年度のeラーニング市場規模は、2000億円を超えました。

船井総研の研究調査データによると、

2018年度のプログラミング教育市場規模は、90億円を超えました。

好調な塾と不調な塾の二極化が進んでいます。

公立高校の入学試験は都道府県ごとに異なるので、各地域ごとに有力な塾が多いです。

特に大学入試改革や学習指導要領改訂への対応が求められています。

 

2020年にプログラミング教育必修を背景に、

子ども向けプログラミング教室の市場規模が急拡大しています。

異業種からの新規参入が相次ぎ、新しいサービスが増えています。

低価格で利用しやすいサービスや必修化に向けて関心がある親が増えて、

市場拡大が大きく見込まれています。

ちなみに、グループワークや議論などを通じて思考力や表現力などを養う学習形態である

アクティブ・ラーニングは、授業でも積極的に取り入れる動きが注目されています。

 

2014年、予備校大手企業である学校法人高宮学園の代ゼミが校舎の大量閉鎖を行いました。

2015年、学習塾大手企業であるZ会グループが、

学習塾大手企業である栄光ホールディングスを完全子会社化しました。

2017年、学習塾大手企業であるナガセが早稲田塾の校舎閉鎖が行われました。

2018年、大学入試センター試験が新テストに活用する英語の民間試験を公表しました。

国内の学習塾や予備校について

①ベネッセホールディングスは、教育サービス最大手企業です。

売上高は、4394億円です。

営業利益は、162億円です。

進研ゼミで有名です。

 

②学研ホールディングスは、学習塾最大手企業です。

売上高は、1070億円です。

営業利益は、36億円です。

学研教室で有名です。

 

③公文教育研究会は、学習塾大手企業です。

売上高は、930億円です。

営業利益は、103億円です。

KUMONで有名です。

フランチャイズ、海外展開などに特化しています。

 

④ナガセは、学習塾大手企業です。

売上高は、456億円です。

営業利益は、26億円です。

東進ハイスクールで有名です。

インターネット通信教育に特化しています。

2006年、学習塾大手企業である四谷大塚を買収しました。

 

⑤リソー教育は、学習塾大手企業です。

売上高は、244億円です。

営業利益は、25億円です。

TOMASで有名です。

首都圏に特化しています。

 

⑥早稲田アカデミーは、進学塾大手企業です。

売上高は、238億円です。

営業利益は、15億円です。

早稲田アカデミー個別進学館で有名です。

首都圏、中学受験、高校受験に特化しています。

 

⑥京進は、学習塾大手企業です。

売上高は、201億円です。

営業利益は、3億円です。

京進小中部、京進高校部、京進ぷれわんで有名です。

私立中高受験に特化しています。

 

⑦明光ネットワークジャパンは、学習塾大手企業です。

売上高は、191億円です。

営業利益は、14億円です。

明光義塾、明光キッズ、明光サッカースクールで有名です。

個別指導フランチャイズ教室に特化しています。

 

⑧ウィザスは、学習塾大手企業です。

売上高は、169億円です。

営業利益は、11億円です。

第一ゼミナール、第一学院で有名です。

関西地方に特化しています。

 

⑨ワオ・コーポレーションは、学習塾大手企業です。

売上高は、167億円です。

純利益は、17億円です。

能開センターで有名です。

 

⑩市進ホールディングスは、学習塾大手企業です。

売上高は、164億円です。

営業利益は、4億円です。

市進予備校で有名です。

首都圏に特化しています。

学研ホールディングスと資本業務提携をしました。

国内の資格学校について

①ヒューマンホールディングスは、資格学校最大手企業です。

売上高は、843億円です。

営業利益は、21億円です。

ヒューマンアカデミーで有名です。

 

②ECCは、資格学校大手企業です。

売上高は、428億円です。

純利益は、8億円です。

ECC外国学院で有名です。

英会話教室に特化しています。

 

③TACは、資格学校大手企業です。

売上高は、204億円です。

営業利益は、3億円です。

資格学校に特化しています。

 

④GABAは、資格学校大手企業です。

売上高は、110億円です。

純利益は、14億円です。

マンツーマン英会話に特化しています。

 

⑤ビジネス・ブレークスルーは、資格学校大手企業です。

売上高は、53億円です。

営業利益は、4億円です。

社会人向け通信教育に特化しています。

 

⑥イーオンホールディングスは、語学教育大手企業です。

売上高は、188億円です。

営業利益は、22億円です。

英会話教室に特化しています。

KDDIの子会社です。

 

⑦アルクは、語学教育大手企業です。

売上高は、62億円です。

営業利益は、3億円です。

アルクオンライン英会話で有名です。

語学教材に特化しています。

 

⑧ユーキャンは、資格教育大手企業です。

売上高は、450億円です。

通信講座に特化しています。

 

⑨ベルリッツ・ジャパンは、語学教育大手企業です。

語学学校に特化しています。

ベネッセホールディングスの子会社です。

その他の国内の学習塾や予備校について

①東京個別指導学院は、学習塾大手企業です。

売上高は、843億円です。

営業利益は、21億円です。

首都圏に特化しています。

ベネッセホールディングスの子会社です。

 

②増進会ホールディングスは、学習塾大手企業です。

売上高は、726億円です。

Z会、Z会進学教室、シェーン英会話、栄光ゼミナールで有名です。

通信教育、通信添削サービスなどに特化しています。

 

③臨海は、学習塾大手企業です。

売上高は、186億円です。

営業利益は、3億円です。

集団授業、神奈川県などに特化しています。

 

④さなるは、学習塾大手企業です。

売上高は、173億円です。

佐鳴予備校で有名です。

中部地方に特化しています。

 

⑤湘南ゼミナールは、学習塾大手企業です。

売上高は、134億円です。

河合塾マナビス、森塾で有名です。

神奈川県に特化しています。

 

⑥ステップは、学習塾大手企業です。

売上高は、110億円です。

純利益は、26億円です。

神奈川県、高校受験などに特化しています。

 

⑦学究社は、学習塾大手企業です。

売上高は、105億円です。

営業利益は、12億円です。

enaで有名です。

公立校受験対策、首都圏などに特化しています。

市進ホールディングスと業務提携をしました。

 

⑧学校法人河合塾は、予備校大手企業です。

基本財産は、670億円です。

売上高は、508億円です。

河合塾マナビス、全国統一模擬試験で有名です。

大学受験に特化しています。

 

⑨学校法人駿台予備学校は、予備校大手企業です。

エミールで有名です。

大学受験に特化しています。

リソー教育と資本業務提携をしました。

 

⑩学校法人高宮学園は、予備校大手企業です。

代々木ゼミナールで有名です。

大学受験に特化しています。

ちなみに、教育サービス大手企業であるSAPIX YOZEMI GROUPの1つです。

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