【就活】セメント【業界研究】
1990年以降、国内セメント業界は再編が進んでいます。
東京五輪やパラリンピックなどのオリンピック需要に期待されています。
そして人手不足や天候不順により、建設工事の遅れでセメントの供給が伸び悩んでいます。
特にセメントを運ぶトラックの運転手不足が大きいです。
工期が短く、使用するコンクリートが少ない鉄骨造への建設工法の変化も影響しています。
目次
セメントについて
セメント産業は、成長率がまずまずです。
公共事業予算の伸びを追い風に官公需が好調です。
そして、リニアや都市部の再開発関連工事が堅調に推移しています。
北陸新幹線の延伸も影響しています。
生産設備の効率化や省エネ化によって、輸出増強や
廃棄物リサイクルなどの非セメント部門の強化が目立ちます。
セメント協会の研究調査データによると、
2015年度の世界セメント生産は、40万トンを超えています(2013年から停滞しています)。
2018年度の国内セメント工場労働者数は、3000人を超えています(年々、減少傾向です)。
2018年度の国内セメント工場数は、30拠点を超えています(2011年から停滞しています)。
2018年度の廃棄物と副産物の使用量は、30拠点を超えています(2011年から停滞しています)。
2018年度の国内セメント販売量は、4249万トン(前年比1.9%増です)。
ちなみに、2年連続で伸びています。
しかし、過去最高が1990年代です。
セメント協会の研究調査データによると、
2018年度の使用した廃棄物と副産物は、2億8583万トンです。
石灰石が7681万トン、高炉スラグが7852万トン、汚泥・スラッジが3267万トンなどです。
そして石灰石は、セメントの主原料です。
セメント1t(トンです)を製造するのに1.1tが必要です。
全量を国内でまかなえる数少ない資源の1つです(全国に高品位の鉱山があります)。
効率的な採掘が生産コストを左右するので、定期的な新鉱区開発が重要です。
国内のセメントについて
①太平洋セメントは、セメント最大手企業です。
売上高は、8843億円です。
営業利益は、610億円です。
渋沢栄一さんで有名です。
1998年、秩父小野田と日本セメントが合併しました。
HSBCホールディングス、みずほ銀行の子会社です。
②宇部三菱セメントは、セメント第2位大手企業です。
売上高は、1194億円です。
営業利益は、11億円です。
宇部興産と三菱マテリアルの小会社です。
③住友大阪セメントは、セメント第3位大手企業です。
売上高は、2510億円です。
営業利益は、141億円です。
1994年、大阪セメントと住友セメントが合併しました。
住友グループの子会社です。
④トクヤマは、セメント第4位大手企業です。
売上高は、3246億円です。
営業利益は、352億円です。
山口銀行の子会社です。
⑤麻生セメントは、セメント第5位大手企業です。
売上高は、155億円です。
営業利益は、-9700万円です。
麻生太郎さんで有名です。
麻生とラファージュホルシムの子会社です。
ちなみに、麻生グループです。
⑥日鉄高炉セメントは、セメント大手企業です。
売上高は、129億円です。
営業利益は、2億円です。
日本製鉄の子会社です。
⑦宇部興産は、セメント大手企業です。
売上高は、6955億円です。
営業利益は、502億円です。
みずほ証券、ブラックロックの子会社です。
⑧三菱マテリアルは、セメント大手企業です。
売上高は、1兆5161億円です。
営業利益は、379億円です。
三菱グループの子会社です。
⑨敦賀セメントは、セメント大手企業です。
売上高は、63億円です。
営業利益は、7億円です。
太平洋セメントの子会社です。
⑩琉球セメントは、セメント大手企業です。
売上高は、146億円です。
営業利益は、18億円です。
宇部興産、太平洋セメントの子会社です。
海外のセメントについて
①ラファージュホルシムは、セメント世界大手企業です(スイスです)。
売上高は、274億スイスフランです。
販売量は、2億2190万トンです。
②セメックスは、セメント世界大手企業です(メキシコです)。
売上高は、2兆1700億円です。
営業利益は、2500億円です。
③ハイデルベルクセメントは、セメント世界大手企業です(ドイツです)。
売上高は、110億ユーロです。
営業利益は、18億ユーロです。
④イタルチェメンティは、セメント世界大手企業です(イタリアです)。
売上高は、60億ユーロです。
純利益は、4億ユーロです。
ハイデルベルクセメントの子会社です。
⑤中国建材は、セメント世界最大手企業です(中華人民共和国です)。
