【就活】アパレル【業界研究】

スマートフォンの普及によって、購買基準が多様化しました。

おしゃれな衣料品への関心が薄い層が増えています。

電子商取引(ECです)や中古品の普及が広がっています。

ECモールが発達する中、モールの販売力に頼らない取り組みが進んでいます。

さらに中古品市場は、商品の下取りサービスや通販サイトの整備が増えています。

ちなみに、服をレンタルして、利用された服を中古品として販売している店舗もあります。

目次

アパレルについて

アパレル産業は、成長率が低いです。

基本的に衣料品の企画開発を行うブランドメーカーと

企画開発販売を行うSPA(製造小売業です)が多いです。

そして原料、糸、テキスタイルなどを供給している商社やメーカーなどで構成されています。

さらに商品の入手庫、棚卸、検品、レジの精算などが無線自動識別(RFIDです)によって、

大幅に省力化されています。

主に商品情報を記録した無線ICタグを衣料品や雑貨などに取り付けて、

リーダー(読み取り装置です)で読み取るシステムです。

 

2018年度の国内アパレル市場は、8兆円を超えています(2011年から横ばいです)。

2018年度の国内百貨店の衣料品部門は、1兆7500億円です(2014年から低下しています)。

2018年度の国内ネット通販衣料品部門は、1兆7728億円です(前年比8%増です)。

ちなみに、2014年から増加しています。

特に百貨店などの客離れが目立ちます。

 

2011年、東京スタイルとサンエー・インターナショナルが経営統合して、

TSIホールディングスが誕生しました。

2013年、レナウンが中華人民共和国・アパレル企業である

山東如意科技集合の子会社化になりました。

2015年、三陽商会がイギリス・ファッションブランド企業の

バーバリーとのライセンス契約が終了しました。

2016年、イトキンが投資ファンドであるインテグラルの子会社になりました。

2018年、ワールドが東証1部に再上場しました。

国内のアパレルについて

①オンワードホールディングスは、百貨店アパレル最大手企業です。

売上高は、2406億円です。

営業利益は、44億円です。

百貨店や首都圏に特化しています。

 

②レナウンは、百貨店アパレル大手企業です。

売上高は、636億円です。

営業利益は、-25億円です。

山東如意科技集団の子会社です。

 

③青山商事は、紳士服最大手企業です。

売上高は、2503億円です。

営業利益は、146億円です。

カジュアル衣服品に特化しています。

 

④三陽商会は、百貨店アパレル大手企業です。

売上高は、590億円です。

営業利益は、-21億円です。

EC支援に特化しています。

 

⑤AOKIホールディングスは、紳士服第2位大手企業です。

売上高は、1939億円です。

営業利益は、133億円です。

10代、20代に特化しています。

 

⑥西松屋ホールディングスは、子供服最大手企業です。

売上高は、1381億円です。

営業利益は、36億円です。

雑貨、郊外の大型店に特化しています。

 

⑦ワークマンは、作業服最大手企業です。

売上高は、669億円です。

営業利益は、135億円です。

フランチャイズに特化しています。

 

⑧赤ちゃん本舗は、子供服第2位大手企業です。

売上高は、1026億円です。

アカチャンホンポを運営しています。

セブン&アイ・ホールディングスの子会社です。

ベビー用衣料品に特化しています。

 

⑨ワコールホールディングスは、婦人下着最大手企業です。

売上高は、1942億円です。

営業利益は、48億円です。

水着に特化しています。

 

⑩ワールドは、駅ビルアパレル最大手企業です。

売上高は、2498億円です。

営業利益は、148億円です。

婦人服に特化しています。

その他のアパレルについて

①三起商行は、子供服大手企業です。

ミキハウスで有名です。

百貨店に特化しています。

 

②TSIホールディングスは、駅ビルアパレル大手企業です。

売上高は、1650億円です。

営業利益は、22億円です。

ナノ・ユニバースで有名です。

 

③ルックホールディングスは、百貨店アパレル大手企業です。

売上高は、440億円です。

営業利益は、16億円です。

婦人服、海外ブランドに特化しています。

 

④コナカは、紳士服大手企業です。

売上高は、651億円です。

営業利益は、9億円です。

郊外店、スーツセレクトに特化しています。

 

⑤グンゼは、アパレル大手企業です。

売上高は、1407億円です。

営業利益は、66億円です。

インナー、ストッキングに特化しています。

 

⑥はるやまホールディングスは、紳士服大手企業です。

売上高は、555億円です。

営業利益は、18億円です。

中国地方、西日本の郊外店に特化しています。

 

⑦ストライプインターナショナルは、駅ビルアパレル大手企業です。

売上高は、1364億円です。

20代、30代に特化しています。

 

⑧サックスバーホールディングスは、アパレル大手企業です。

売上高は、557億円です。

営業利益は、37億円です。

セブン&アイ・ホールディングスの子会社です。

レディース、駅ビルに特化しています。

 

⑨クロスプラスは、婦人服大手企業です。

売上高は、629億円です。

営業利益は、2000万円です。

量販店向け製造卸業に特化しています。

 

⑩ナイガイは、靴下大手企業です。

売上高は、173億円です。

営業利益は、4億円です。

靴下、海外展開に特化しています。

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