【グルメ】スーパーマーケットでよく見かける謎シリーズ、三元豚について【ハヤシマイル】
とんかつやしゃぶしゃぶなどの豚肉料理は、三元豚を利用している飲食店が多いです。
豚肉のブランド名のイメージが強いですが、本来三元豚はどのような豚なのでしょうか?
そして豚は、哺乳綱鯨偶蹄目イノシシ科の動物です。
明治維新以後は、日本全土で豚肉が一般に食べられるようになりました。
その後、大正天皇の食事に豚肉が使用される事もありました。
【グルメ】スーパーマーケットでよく見かける謎シリーズ、三元豚について【ハヤシマイル】について
三元豚について
三元豚の意味→全国食肉事業協同組合連合会の研究調査データによると、
異なる3品種を交配した豚です。
つまり、三元交配種です。
国内で販売される豚肉の多くが大ヨークシャー種、ランドレース種、
デュロック種をかけ合わせた三元豚です(3つの品種を交配した豚の総称です)。
具体例は、白金豚、金華豚です。
基本的に豚肉のブランドの名前ではないです。
3つの品種を交配する理由→それぞれの優れた特徴を生かし合うからです。
つまり、美味しく、安定供給できる豚肉を生産する為です。
具体例は、大ヨークシャー種です。
大ヨークシャー種は、大型で産む子供の数が多いです。
肉量が多いランドレース種と肉質が良いデュロック種を掛け合わせる事で、
美味しい豚肉を安定して作れます。
そしてランドレース種(Lです)と大ヨークシャー種(Wです)を交配すると、
二元豚(LWです)ができます。
さらに二元豚とデュロック種(Dです)を交配すると、三元豚ができます(LWDです)。
一般的に黒豚は、イギリス原産のバークシャー種の豚です。
肉質が良いですが、上質な肉質を保持する為に他の品種と掛け合わせる事はしないです。
このように三元豚は、ブランド名ではないです。
ちなみに美味しい豚肉の見分け方は、やや灰色がかったピンク色、
脂肪が白色または乳白色で適度な粘りがある事、
赤身と脂肪の境目がはっきりしている豚肉が良質です。