【ペット】野良猫向け・捨て猫向け、保護猫の体が汚れている事について【ハヤシマイル】
野良猫や捨て猫を保護した時、体が汚れている事があります。
そして、動物病院に連れて行く前に綺麗にする人もいます・・・
保護された猫は、千差万別です。
健康状態に何らか問題があるパターンが多いです。
人間慣れしていない猫は、興奮状態や緊張状態になりやすいからです。
人の目から判断が難しい場合があります。
衰弱している猫の場合は、体力をさらに消耗する恐れがあるので適切な方法が必要です。
【ペット】野良猫向け・捨て猫向け、保護猫の体が汚れている事について【ハヤシマイル】について
保護猫の体が汚れている事について
保護猫と人間関係→急いで綺麗にする必要がないです。
猫は屋外で生活していて健康状態が良い場合は、適宜毛づくろいをするからです。
身の回りが極度に汚れた状態で居続ける可能性は低いです。
つまり、汚れた状態で保護されている場合は、
病気や怪我が存在している可能性が高いです。
そして、猫の体力の維持が重要です。
皮膚や被毛の状態から健康状態を推察する部分もあります。
汚れが気になる場合は、軽く拭く程度にとどめましょう。
さらに被毛に水分が多く付着している場合は、若齢の猫が体温を奪われてしまいます。
水分は拭き取る程度で抑えておきましょう。
保護した猫にノミやダニが付いている場合→衰弱した猫にノミやマダニが大量に寄生すると、
貧血を助長して命に関わる事があります。
しかし、ノミやダニは洗浄するだけで駆除できないです。
つまり、完全に取り除けない事があるからです。
効果の期待できる薬の使用が望まれます。
ちなみにマダニは、SFTS(重症熱性血小板減少症候群です)を媒介する寄生虫です。
SFTSウイルスは、猫だけでなく人間も感染します。
致死率は、10%(パーセントです)程度〜30%程度です。
猫の場合は、60%以上です。
寄生している場合は素手で取り除くのではなく、
駆除剤を使用して適切に取り除く必要があります。
迅速に動物病院に連れて行きましょう。
最も理想的な行動→猫の健康状態を速やかに把握する事です。
様々な事情でどうしても動物病院に連れて行けない場合は、
食欲の確認と保温をする事(特に冬場です)推奨されています。
ちなみに体の保温は、温めたペットボトルやカイロを使うと重宝します。
直接皮膚に当たらないようにタオルでくるむ工夫が重要です。
低温火傷を引き起こさないように注意しましょう。
食事は、猫用ミルクやフードなどを使用します。
著しい衰弱状態や痩せた体形の猫は、子猫用フードの高栄養が高いタイプが良いです。
このように保護した猫は、寄生虫や感染症を既に持っている前提で対応します。
家に犬や猫がいる場合は、濃厚接触する事は控えましょう。
いち早く回復に導く為には、猫の健康状態を的確に把握する事が大切です。
早めに動物病院に連れて行く事が大事です。