外構工事の用語集
外構は、住環境に大きく影響します。
つまり、建物の添加物です。
平成時代から外構工事の見直しが本格化しました。
フェンス、外部床、庭などの外観対策が重要です。
目次
外構工事の用語集について
①空洞ブロックです。
別名は、コンクリートブロック(CBです)、中空コンクリートブロックです。
補強コンクリートブロック造や堀に使用します。
ちなみに表面をデザイン化した化粧ブロックもあります。
②板塀
木の板で作成した塀です。
●大和堀は、横に立て板を交互に取り付けた塀です。
代表的な板塀です。
●さらら子下見堀は、さらら子下見板を使用した塀です。
伝統的な外壁に利用されています。
③築地塀
土を固めて作成した塀です。
塀の上に瓦や板などで屋根を掛けたタイプが多いです。
④生垣
別名は、垣根です。
植物を使用した囲いです。
主にイヌマキ、ウバメガシ、イヌツゲ、ツバキなどです。
⑤竹垣
竹材を組んで作成した垣根です。
フェンスについて
①ネットフェンス
金鋼を使用した柵です。
②門扉
扉が付いている門です。
門柱を使用して扉を取り付けています。
③伸縮ゲート
折り畳み式の門扉です。
別名は、カーテンゲートです。
駐車場に活用できます。
④アップゲート
別名は、跳ね上げ門扉です。
上方に開ける駐車場向け門扉です。
⑤忍び返し
泥棒や野生動物などの侵入を防ぐモノです。
塀の上部に金属の尖った部位を設置するタイプが多いです。
⑥バリカー
可動式車止め支柱です。
外部駐車スペースで境界目的の支柱として使用されています。
ちなみにバリカーは、商品名です。
⑦雨水タンク
雨水目的で雨樋に繋いで雨水を貯めるタンクです。
貯めた雨水は、火災時の消火用や庭の植木用などに利用できます。
屋根と壁面緑化について
①壁面緑化
別名は、緑のカーテンです。
建物の外壁周りを緑化する事です。
②屋上緑化
建物の屋根や屋上に植物を備えて緑化する事です。
断熱性が優れています。
●薄側緑化は、土をあまり厚くせずに重量の負担を軽減した緑化です。
●庭園緑化は、本格的な植樹に近い緑化です。
③砂苔
屋上緑化に使用する苔です。
直射日光に適応力があるからです。
④セダム
屋上緑化に使用する植物です。
灌水があまり必要がないのでメンテナンスがしやすいです。
土壌の軽量化ができるので採用率が高いです。
⑤蔓植物
他の樹木を支えにして高い場所に伸びる植物です。
壁面緑化に使用します。
特にヘデラが採用されています。
⑥ソイル
土壌です。
軽度で保水性があります。
⑦透水シート
土の流水を防ぎつつ、排水できます。
屋上緑化に採用されている素材です。
⑧防根シート
防水層や下地への根の侵入を防ぎます。
庭園屋上緑化に採用されている素材です。
⑨自動灌水装置
灌水ホースやスプリンクラーで水やりを自動化する装置です。
⑩ヒートアイランド現象
郊外と比較して都市部の気温が高くなる現象です。
屋上緑化を検討する目安です。
都市部は、緑や土などが少ないので排熱が多いです。
つまり、建造物の蓄熱が問題視されています。