サンドペーパーの基礎知識【初心者講座~上級者講座】
削る作業や磨く作業などに利用されている道具の中で、
最も初歩的で使いやすいサンドペーパーがあります。
そしてサンドペーパーは、布や紙などに接着剤で研磨剤の粒を貼り付けた
粗い研磨剤が接着された小さいモノや
細かい研磨剤が接着された数字が大きい番手のモノなどがあります。
さらに研磨する材料や使い方によって、適正なモノを選ぶ事ができます。
目次
サンドペーパーの基礎知識について
サンドペーパーは、研磨剤です。
別名は紙やすり、研磨紙などです。
大きな特徴は、研磨加工や紙に砥粒を塗布した研磨剤です。
基本的に木工で使用されているサンドペーパーは、40番〜400番が多いです。
そして、研磨作業を電動で行う工具であるサンダーは、
サンドペーパーをパッド部に装着して前後に動かす事で、
削りやすく、塗装前の下地調整用として活躍できます。
ちなみに電動サンダーは、金属の研磨や塗装剥がしなどに使用される携帯式電動工具です。
●裏面…番手が印刷されています。
裏面が紙よりも布のペーパーの方が、耐久性が高いです(高価です)。
●80番…粗いサンドペーパーです。
研磨剤の粗さがあって、下地の粗磨きに利用されています。
●120番…80番よりも研磨剤が細くなっています。
粗磨き後の中仕上げに利用されています。
●240番…研磨剤が最も細かく、最後の仕上げ向けです。
塗装の前に下地調整の仕上げとして利用する場合は、200番前後が多いです。
サンドペーパーの使い方について
①サンドブロックを作ります。
平面を磨く場合は、サンドペーパーは木片に巻きつけて使う事が多いです(サンドブロックです)。
特にペーパーを切る際は、ハサミを使用しない方が良いです(刃を傷めてしまうからです)。
ハサミよりもサシガネなどで対応しましょう。
②サンドブロックで研磨する
サンドパーパーをサンドブロックにはめ込んで固定します。
サンドペーパーを手で押さえる必要がないので、作業がしやすいです。
ちなみにサンドブロックは、ホームセンターや通販サイトなどで購入する事ができます。