ロボット掃除機の基礎知識【初心者講座~上級者講座】
毎日が多忙で休み暇がない人や掃除をしている時間がない人に有効な生活家電である
ロボット掃除機は、人がいない時でも自動で床掃除をしてくれます。
そして世界初の家庭向けロボット掃除機は、2001年に発売した
ヨーロッパ最大の家電メーカーであるエレクトロラックスのトリロバイトです。
主に家具などの障害物を避けながらゴミを回収します。
さらに、充電レベルが低下してくると、自動で充電台まで戻り充電を行います。
目次
ロボット掃除機の基礎知識について
ロボット掃除機は、自動掃除機です。
別名は掃除向けロボット、掃除用ロボットなどです。
大きな特徴は、自動で動きながらブラシでゴミを集めて吸い取ります。
そして、タイマーで掃除時間を予約する事ができます。
複数の回転するブラシやサイドブラシで床面のゴミをかき集めて、
着脱式のダストボックスに落としてます。
ちなみに、欧米や欧州などのスタートアップ企業やベンチャー企業を中心に
ロボット掃除機が開発されて、徐々に普及していっています。
●ブラシ…床面のゴミをかき集めます。
●サイドブラシ…壁際のゴミを集めます。
別名は、エッジブラシです。
●センサー…検知や測定などに利用される機器です。
ゴミや不純物を察知します。
●ダストボックス…ゴミを吸い取って溜めて置く場所です。
センサーとAIについて
AIとセンサーの働きによって、部屋の中の色々な状況を判断しながら動きます。
ロボット掃除機に搭載されているソフトウェア(人工知能です)によって内容が異なります。
AIは、あらかじめプログラムされた行動だけではなく、
その場の状況に応じてどのような行動を行うかを決定できるソフトウェアです。
つまり、状況を判断して、その都度計算を行いながら最適な動作を決定します。
その後、判断と結果を学習して、以後の動作に役立てています(学習能力です)。
従来の掃除機とロボット掃除機の違いについて
従来の掃除機と異なる点は、本体がタイヤで走り回る事です。
バッテリーで駆動するモーターによって前進して、部屋中をくまなく回って掃除します。
周囲の状況を感知するセンサーやカメラが搭載されているので、
障害物や段差を検知すると進む方向を変えます。
ちなみに本体の周囲は、ダンパーが設置されています。
万が一、障害物や人間に当たっても衝撃を軽減できます。