金槌の基礎知識【初心者講座~上級者講座】
継ぐ・打つ・叩く、基礎からしか基礎が生まれない。
木製の柄に鉄の塊がついているだけのて道具として有名な金槌は、
振り下ろした力を衝撃力に変換して釘を打ち込んでおもちゃです。
そして現在は、カナヅチとクギのハッピーセットよりも
ドライバードリルとネジのクオリティーセットの方が主流です。
しかし、力加減や体の重心位置などのDIY初心者には最適な工具です。
目次
金槌の基礎知識について
金槌は、モノを打ち付けたり・潰したりする工具です。
別名は槌、鎚、ハンマーなどです。
●平…真っ平な面になっているメインの部分です。
釘や木組みなどを打ったり、カンナ刃の調整などに利用します。
●木殺し…凸曲面になっているので、クギ打ちの最後に使用する部分です。
材を傷つけずに釘を沈める事ができます。
●柄…差剤や長さは異なりますが、目的に合わせて使い勝手の良い持ち手の部分です。
金槌の使い方について
①柄の下側を握ります。
打つ釘の長さによって異なりますが、柄の中央部分よりもやや下側を持ちます。
小指、中指、薬指で握るようにすると、手首の自由がきいて上手に打ちやすくなります。
②前傾姿勢で打ちます。
足を前後に開いて構えて、やや前傾姿勢をとります。
体の重心が前にいって、強い衝撃を金槌に与える事ができます。
ちなみにしゃがんで作業する場合は、重心位置も前傾姿勢で行います。