ハケの基礎知識【初心者講座~上級者講座】
塗装を綺麗に仕上げてくれるハケは、塗る場所に適したハケを使い分ける事で、
水性向け・油性向け・ニス向けなどの様々な塗料に応じて変更する事ができます。
そして広い面積を効率良く塗りやすいローラーバケは、
ブロック塀や壁などの塗装が早く行えます。
ちなみにローラーは、毛の長さや幅が異なるので
用途によって塗り上手になれるチャンスが得やすいです。
目次
ハケについて
刷毛は、内装工事や塗装時に塗料などを塗る道具です。
そして小さいモノを塗る時は、筋かいバケが向いています。
塗りにくい隅を作業がしやすいです。
さらにハケは、あまり強く握らずに楽に動かせるようにします。
塗る面に対して毛を立てて使用すると、塗料が綺麗に伸びます。
ちなみに筋かいバケは柄の後ろ側を持って、
平バケは首付近を軽く握って動かしていきます。
ハケの使い方について
①ハケを準備します。
新品のハケは、毛が抜けやすいので手でしごいて浮いた毛を取っておきます。
②塗料を付けて塗っていきます。
塗料につけるのは、毛の半分程度〜2/3程度です。
余分な塗料をしごき落としてから塗ります。
③隅を縫っていきます。
筋かいバケで隅やコーナーを塗る時は、ハケを縦に使うと塗りやすいです。
ハケの種類について
●筋かいバケ…毛の部分に対して柄が斜めに付いているハケです。
壁、床の隅、木工作品などの細かい部分を塗りやすいです。
●平バケ…平坦な場所をムラなく塗りやすいハケです。
毛幅、毛足の長さ、厚さなどの種類が豊富です。
●ローラーバケ…天井や壁などの広い面を効率良く塗りやすいハケです。
壁紙やブロックなどの凹凸面は、塗り残しなく綺麗に仕上がりやすいです。
ちなみに、ハケ目も残りにくいです。
●ローラーバケット…ローラーバケで広い面を塗る際に利用する塗料容器です。
ハケをしごく網や交換できる内容器を取り付けられるモノもあります。
●ローラートレー…コンパクトなローラーバケットです。
塗料が少ない時に最適です。
手軽に利用できます。
●隙間ハケ…すき間に塗る時に便利なハケです。
ウッドデッキやフェンスなどに最適です。
金属部分を曲げても利用できます。
●目地ハケ…狭い目地の間や溝などの細かい部分を綺麗に塗りやすいハケです。
小回りが利きやすいハケです。
●コテハケ…平らな面を効率良く塗りやすいハケです。
塗り上がりは、滑らかになりやすいです。
スピードに関しては、ローラーバケに劣ります。