美容外科の基礎知識

理想の容姿になりたい人、綺麗に輝きたい人などの

安心して綺麗になりたい女性や男性が増えています。

そして美容外科は、最先端の医療技術が飛躍した事で世界中で注目されています。

しかし、トラブルになった人も少なくがないのが現状です。

さらに自分の見た目に満足している人は、生活の質(QRLです)が高い傾向があります。

特に美容外科手術後は、化粧にかける時間が短くなった女性もいます。

目次

美容外科の基礎知識について

美容外科は、形成外科の見た目を美しくする技術です。

具体例は、輪郭、顔、目、鼻、口、歯、耳、髪、体、

胸、脇、お腹、脚、足先、性器、お尻、体毛などです。

怪我や火傷などの治療、小耳症や口唇裂などの生まれつきの形成異常、

乳がん手術による欠損した乳房などの再建などもあります。

つまり、見た目の良くない状態を改善に近づける治療です。

 

国際美容外科学会(ISAPSです)による美容形成調査の研究調査データによると、

2017年度の世界で行われた外科的・非外科的美容処置は約2339万件です。

ちなみに2016年度比の場合は、5%(パーセントです)増です。

世界では、毎年数%(約100万件です)程度ずつ増加傾向です。

さらに日本は、世界第3位です。

美容外科手術を気軽に受ける人が増えています。

特に若者は、中高年よりも美容外科手術に対して抵抗感が少ないです。

美容医療の施術件数について

2017年度に開催した第1回全国美容医療実態調査 最終報告書です(JSAPSです)。

 

①外科的手技

世界40%程度です(日本は15%程度です)。

特に目への施術が多く、外科的手法全体の40%以上占めています。

順位 外科的手技 件数
第1位 まぶた形成手術(埋没、切開です) 約15万件
第2位 ワキガ手術 約3万3000件
第3位 鼻形成 約3万件
第4位 フェイスリフト 約2万9000件
第5位 豊胸術 約2万7000件

 

②非外科的手技

脱毛の20%程度がレーザー法です。

日本は、外科的手技が圧倒的に多いです。

順位 非外科的手技 件数
第1位 医療脱毛 約34万4000件
第2位 ボツリヌス菌毒素(シワ取りです) 約25万3000件
第1位 ヒアルロン酸(乳房以外です) 約14万8000件
第2位 イボ・シミ医療 約14万7000件
第1位 その他(皮膚若返り治療も含みます) 約27万1000件

美容外科の現在について

美容外科は、自由診療です。

そして自由診療は、健康保険で有名な公的医療保険が適用されない診療です。

つまり、自由診療を受けた場合は医療費が全額自己負担です。

ちなみに、保険診療が使える場合も1部あります。

医師側の専門知識、価格、手技などに厳格な決まりがありません。

形成外科の専門医資格がない医師が美容外科手術を行う医療機関もあるので、

トラブルが発生しています。

 

安全で体の負担が少ない治療法が研究中です。

形成外科医からなる日本美容外科学会があります。

学会が認定する美容外科専門医資格は、存在しています。

レーザーを利用した医療機器が発展しています。

痛みの少ない治療、日帰り手術などの対応ができる医療機関も増加しています。

つまり、美容外科手術は健康な体に注射針やメスなどを入れて美的改善に繋がります。

厳格な専門医資格制度の設立、安全面の基準値の確立が求められています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です