窓の種類について

換気は、室内環境維持の為に新しい空気を補給する事です。

基本的に空気浄化、水蒸気除去、発生熱除去、酸素供給などです。

そして室外の清浄を入れて、汚染空気を室外に排出します。

さらに換気量は、法律で定められている事が多いです。

ちなみに地下駐車場の換気量は、1時間に10回以上です。

大規模な給排気ダクトが必要です（誘引ファンが採用されている事例が多いです）。

窓の種類について

窓は、空気の取り込みと空気を遮断する建具です。

一般的に採光、眺望に利用されています。

木製窓は、断熱性、防露性に優れています。

しかし、防火性に弱いです。

プラスチック製窓は、断熱性に優れています

主に寒冷地に採用されています。

剛性が低いので金属と組み合わせて活用しています。

 

①開口部

窓を開ける事で通風、排煙、換気が機能します。

 

②閉口部

窓を閉める事で熱の遮断、音の遮断が機能します。

窓の特徴について

①出入口

人間の出入り、モノの出入れ、自動車の出入りなどです。

具体例は、シャッター、扉です。

 

②換気口

湿気、熱などを取り除きます。

具体例は、床下、小屋裏です。

 

③換気扉

汚れた空気や熱を排出します。

具体例は、キッチンです。

 

④天窓

天井から採光を得ます。

具体例は、リビングです。

側窓よりも3倍程度の採光効果があります。

熱や煙などを排出する機能があるタイプもあります。

 

⑤出窓

外周壁よりも外部に突き出ています。

具体例は、リビングです。

 

⑥ジャロジー窓

通風、目隠しの機能があります。

具体例は、浴室、洗面所、トイレです。

手動でファン（窓です）を回転させて通風を調整できます。

ファンに型板ガラスを使用すると、目隠しできます。

 

⑦ガラリ窓

通風を確保します。

具体例は、調理室です。

雨の侵入を防ぐ為に下見板風に取り付けます。

窓の開閉式の種類について

①開き窓

片開き窓、両開き窓です。

 

②回転窓

縦軸回転窓、横軸回転窓です。

 

③その他

上げ下げ窓、滑り出し窓、突出し窓、内倒し窓です。

窓の使い方について

①テラス窓

別名は、掃出し窓です。

出入りと採光ができます。

床面に接した窓です。

 

②腰窓

別名は、腰高窓です。

椅子に座っている状態で採光できます。

掃出し窓が床にまで側下した窓です。

 

③高窓

別名は、ハイサイドライト、クリアストーリーです。

外部から覗かれにくい状態で採光できます。

天井近くの壁が高い部分にある窓です。

高い角度から採光できるので、部屋の奥まで光が届きやすいです。

 

④肘掛窓

床に座っている状態で採光できます。

床から1尺程度～1尺5寸程度上がった部分から上に開口している窓です。