波力発電について

日本は、大自然に恵まれた孤島に浮かぶ島国です。

島国の大きな特徴としては、太平洋や日本海などの海に囲まれています。

海からのご褒美がたくさん入手できる事が魅力的です。

特に排他的経済水域の範囲は大きいです。

排他的経済水域(Exclusive Economic Zone)は、

沿岸国が水産資源や管轄権などの主権的権利のある水域です。

これは、豊富な資源と海域環境保護などの権限がある事です。

沿岸から200海里以内の水域です(約370kmです)。

その幅は沿岸から200海里(約370キロメートル)を超えてはならないとされている

ちなみに、国連海洋法条約に基づいています。

海を利用した海洋エネルギーが可能性を秘めています。

目次

①波力発電について

波力発電は、波の運動エネルギーを利用して発電する方法です。

最近では、東京都が波力発電検討会を設置しました。

2020年までに300MWの波力発電を導入するという目標が掲げられています。

自然災害などで大きな被害を巻き起こす津波や台風を利用した波エネルギーも注目されています。

波力発電は主に2種類に分類されます。

●振動水柱式…波エネルギーの空気を利用したタービンを回転させて発電します。

これは、波の変動を利用する事で荒れ気味の波に対応できます。

発電機内に波が流れ込みます。

波の動きに合わせて内部内の空気が動きます。

その空気が、風力化して発電機が回転して発電が行われます。

●越波式…波エネルギーの高低差を利用したタービンを回転させて発電します。

これは、波が防波堤を越えるという事が前提です。

防波堤を越えてきた波が、防波堤底にある水路を通じて(貯留地から水路へ移動します)、

海に戻ろうとする水の流れを利用して発電機が回転して発電が行われます。

そして、再び地熱によって温められます。

②波力発電の問題点について

波力発電は、安定感がある発電と発電効率が良いです。

そして、海の波を利用する事で時間帯への拘束が無制限です。

内陸国ではなく、島国を大いに活躍できる再生可能エネルギーです。

波力発電の問題点についてです。

●建設費用のコスト…海上に設置する初期費用が必要です。

さらに海洋生物が存在する為、日々のメンテナンスを維持する事も必要性がでてきます。

●立地問題…漁船などの交通に支障がある場合があります。

その他にもあります。

日本の地形を利用した手法を試していく事が大きな課題ですね。

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