台風について
台風情報は、他の自然災害よりも十分な対策を取りやすいです。
地震や火災などの災害情報よりも襲来が予測できます。
そして台風の進行状況を注意しながら、
屋根や外壁などを飛ばされる恐れがあるモノを片付けておく備えができます。
さらに、避難時の確認を事前から設定する事ができます。
台風が接近して、雨や風が強まってきたら外出はできるだけ避けましょう。
目次
台風について
台風は、強い低気圧です。
太平洋の北西部で発生した熱帯低気圧の中で、
最大風速が17m/s(メートル毎秒です)以上のモノです。
特に日本では、夏〜秋にかけて発生しやすいです。
大きな特徴は、強風や大雨などによって被害を発生させる事です。
どうしても外に出なければならない場合は、
飛来物に備えてヘルメットを用意しておくと便利です。
強風下で窓を開けるのは危険です。
窓や雨戸などが飛ばされた時は、強風や屋根などが吹き飛ばされないように、
いったん反対側の窓を開放して吹き飛ばされた側を締め直してから反対側の窓を閉めます。
台風時の注意点について
①塀の近く
補強していないブロック塀は、強風で倒れてくる事があります。
板塀は、風で飛ばされる事があります。
②切れた電線の近く
感電しないように離れます。
電力会社に連絡すると良いです。
③商店街
強風で看板やゴミなどが飛ばされてくるので要注意です。
④地下鉄や地下街
雨水や氾濫した河川の水などが侵入してくる恐れがあります(水没です)。
⑤冠水した道路
マンホールの蓋が浮き上がっていても気づきにくいです。
転落する事があります。
⑥橋や堤防付近
強風を遮るモノが少ないので、体を飛ばされる事があります。
台風時の対応について
避難勧告や避難指示が出される前でも、危険を感じたら迷わずに避難しましょう。
避難の前では、必ず火の始末を確認しましょう。
単独の避難は避けて、家族や地域の人と集団で避難するのが原則です。
そして水の中を避難できるのは水位が膝くらいまでです。
腰までの水位になると歩くのが困難になるので、
近くにある頑丈なビルなどに避難して助けを待ちます。
基本的に雨具は風でめくり上がらないようにする為にセパレートタイプが良いです。
長靴は、水が入ると歩きにくいので運動靴が向いています。