定期預金の分類について

満期まで預金を継続すると普通預金よりも高い金利が手に入ります。

より多くの利息が貰える定期預金は、色んな種類があります。

定期預金のメリットは高金利、短期間~長期間などのキャンペーンがあります。

そしてデメリットは中途解約が難しい、安易に引き出せないなどがあります。

金融商品の中で安全な運用が期待できます。

定期預金は、保険として運用していく考え方の方が望ましいです。

目次

①定期預金の分類について

★スーパー定期預金について

スーパー定期預金は、満期期間が決まっている定期預金です。

これは、収集した資金を一括して預ける事で、満期日まで運用し続ける事です。

基本的には、2種類の金融商品タイプがあります。

スーパー定期…預入金額が300万円未満の金融商品です。

スーパー定期300…預入金額が300万円以上の金融商品です。

注意事項についてです。

中途解約…中途解約利率が適用されて、払い戻されます。

しかし場合によっては、中途解約利率が受取利息を上回っている時は、

その差額分を支払わないといけない事があります。

基本的には、オススメしない手段です。

項目 主な特徴
最低預入れ金額 1円です。
預入期間 基本的には、1ヶ月~10年の満期期間があります。
利率 預入時の金利が満期日まで適用される固定金利商品です。
各金融機関が任意設定しています。
制度 預金保険制度です。
自動継続 基本的には、満期になると解約されて、普通預金に移し替えられます。
しかし、自動継続の手続きをすると契約が自動的に更新されて、延長される仕組みです。
適用制度 預金保険制度です。

★大口定期預金について

大口定期預金は、最低預入金額が1000万円以上の大口の定期預金です。

項目 主な特徴
最低預入れ金額 1000万円以上1円単位から預入れできます。
預入期間 基本的には、1ヶ月~10年の満期期間があります。
利率 預入時の金利が満期日まで適用される固定金利商品です。
各金融機関が任意設定しています。
適用制度 預金保険制度です。

★定期積金について

定期積金は、積立期間を定めて定期的に掛け金を仕込んで、

満期日に給付金を受け取る金融商品です。

定期積金は、掛金累計額と給付金額との差額が預金の利息に相当します(給付補てん金です)。

給付補てん金は、給付契約金から掛金累計額を差し引いたモノです。

基本的には、掛金の決定方式が2種類あります。

定額型…満期日に受け取る給付金額を優先的に定めて、一定の金額を積み立てる方式です。

目標型…一定の掛金額を定めて、積み立てる方式です。

項目 主な特徴
取り扱っている金融機関 信用金庫、信用組合などです。
払振金額 毎回の掛金額は、基本的に1000円以上です。
契約期間 基本的には、1年~5年の契約期間があります。
利回り 満期日まで適用される固定金利商品です。
各金融機関が任意設定しています。
適用制度 預金保険制度です。

★積立定期預金について

積立定期預金は、毎月、普通預金口座から振替える事によって、

一定額の元本を定期的に積み立てる定期預金です。

これは住宅購入、進学、旅行などの将来プランが明確にある時に有効な金融商品です。

項目 主な特徴
最低預入れ金額 各金融機関が任意設定しています。
預入期間 基本的には、6ヶ月~5年の契約期間があります。
利率 預入時の金利が満期日まで適用される固定金利商品です。
各金融機関が任意設定しています。
利子 各金融機関が任意設定しています。
振替期間 各金融機関によって変わります。
場合によっては、ATMから入金して追加的に積立てる事ができます。
適用制度 預金保険制度です。

その他のサービスについてです。

特典付き積立定期預金…一定条件を満たすと各金融機関で、

金利を優遇してくれる特典を付けて貰えます。

積立期間は、基本的に毎月一定額以上の積み立てを一定期間継続します。

その期間中に一定の条件を満たす事によって、

特典利用ができるポイント・サービスがあります。

★期日指定定期預金について

期日指定定期預金は、預入後に満期期日を指定して引出しができる預金です。

これは、預入後の1年間は据置期間があります。

据置期間経過後、引出し満期日を指定する事ができます。

そして利息は、1年ごとにの複利計算方式です(長期間ほど効力は大きくなります)。

項目 主な特徴
最低預入れ金額 1円です。
預入期間 基本的には、3年以内の契約期間があります。
利率 預入時の金利が満期日まで適用される固定金利商品です。
各金融機関が任意設定しています。
振替期間 各金融機関によって変わります。
場合によっては、ATMから入金して追加的に積立てる事ができます。
適用制度 預金保険制度です。

注意事項についてです。

中途解約…預入期間に応じて、一定の解約利率が適用されます。

基本的には、オススメしないやり方です。

★変動金利定期預金について

変動金利定期預金は、満期までの期間中に金利が変動していく定期預金です。

通用金利は、一定期間ごとに変更されます(基本的には6ヶ月です)。

金利が上昇した場合…固定商品よりも有利な運用が期待できます。

金利が低下した場合…固定商品よりも不利な運用が期待できます。。

このように、金利変動に敏感です。

項目 主な特徴
最低預入れ金額 1円です。
預入期間 基本的には、1年、3年の契約期間があります。
利率 各金融機関が任意設定しています。
適用制度 預金保険制度です。

★外貨建て定期預金について

外貨預金は、ドル、ポンド、ユーロなどの外貨建ての定期預金です。

これは、為替リスクが生じます。

為替相場状況により、満期時に受け取る外貨建て受取金額を円に換算した金額が、

預入時にの円貸額が下回る場合があります。

自動継続基本的には、満期になると自動的に同じ預入期間で継続できる仕組みです。

項目 主な特徴
取り扱い金融機関 都市銀行、地方銀行、信託銀行などです。
通貨 米国ドル、英国ポンド、欧州通貨ユーロなどです。
預入期間 基本的には、1ヶ月、6ヶ月、1年の短期間があります。
利率 通貨によって利率が変わります。
適用制度 預金保険制度です。

注意事項についてです。

中途解約…原則として適用できません。

しかし、それまでの金利が外貨普通預金の利率を引き下げられる事があります。

基本的には、オススメしないやり方です。

手数料…外貨を円に、円を外貨に両替する時に為替手数料が生じます。

基本的には、通貨によって変わります。

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