病室について

病棟は、様々な病室があります。

そして一般病棟は、個室や2人部屋・4人部屋などがあるので、

複数の患者さんが一緒に利用する事もあります。

さらに各医療施設へ用途を指定して病床(病院や診療所などの医療機関で患者さんが

入院する為に使用されているベッドです)を割り当てる事で地域に必要な医療を提供できます。

自治体による公的病院は、地域の基幹病院の役割があります。

種類の異なる病床を併せ持つ事が多いです。

つまり、治療期間の長さが違う患者さんを分ける事で効率的に治療を進行する事ができます。

病室について

病室は、病院や診療所で患者さんを収容して、寝泊まりさせる為の部屋です。

基本的に1病棟当たりの病床数は、60床以下です。

地域で必要な病床数は、都道府県が5年ごとに策定する地域保健医療計画で決められています。

需要と供給のバランスを維持する為に、病床数は全体的に減少傾向です。

特に東京都と神奈川県などの都市部は、病床が少ないです。

ちなみに高知県や鹿児島県などは、病床が多いです。

 

ベッドの横に日用品を置く床頭台があります。

荷物を収納する戸棚や冷蔵庫もあります。

そして、テレビを備え付けている病床も増えています。

さらに、ナースコール(呼び出しボタンです)がしっかり備え付けられています。

ちなみに壁のパネルは、酸素と吸引の配管が横に並んで付いています。

●ナースコールは、患者さんや利用者が看護師や介護士を呼び出す為のシステムです。

 

ベッドに患者さんが間違えない工夫が施されています。

名札が付けられていますが、最近は個人情報保護目的で

病室に患者さんの名札を出さない場所もあります。

代用品として、患者さんに個人識別向け

バーコード入りリストバンドを付ける病院が増えています。

患者さんが常に身に付ける事で病室以外でも本人確認が可能です。

つまり、個人情報を保護しながら医療の安全が守りやすくなります。

 

病室は、集中治療室(ICUです)、新生児専門の集中治療室(NICUです)、

病気による身体的や精神的な苦痛を和らげる緩和ケア病床などがあります。

病棟や特殊な診療設備などは、病院内の案内図で確認できます。

●集中治療室は、生命の危機に瀕した重篤な患者に対して、

24時間体制で集中的な治療を行うための病棟です。

●新生児専門の集中治療室は、早産で生まれた赤ちゃん、低出生体重の赤ちゃん、呼吸や

心臓に疾患がある新生児などの集中的な治療やケアが必要な新生児を対象とした病棟です。

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